フィネススタイルの釣りを極めたいアングラーにとって、繊細さと強さのバランスは重要なポイントです。オライオンシリーズのスピニングロッド「OCSS-65L ウィロー」は、そんな要求に真っ向から応える一本です。ライトリグの操作性に優れながらも、急な負荷にも柔軟に対応できるタフさを併せ持ち、バスフィッシングのあらゆるシーンに対応するスピニングロッドの中核モデルとして設計されています。
ウィローの特徴
ウィローは、全長1.96メートル、標準自重96グラムという軽量かつ取り回しの良い設計ながら、その内に秘める実力はまさに本格派。ロッド全体には高強度・高弾性率カーボン素材「トレカT1100G」にナノアロイ技術を融合させたカーボンプリプレグを使用し、細身のオールチューブラー構造を採用することで、「張り」「しなやかさ」「強度」「軽快さ」といった相反する特性を高度にバランスさせています。ローテーパー設計により、キャストや操作の際に感じるシャープな振り抜きの良さとともに、魚が掛かったときの粘りある追従性を発揮します。
さらに、バット部分にはクワトロウーブンクロスが施され、ロッドのネジレや潰れに対して抜群の安定感を持たせており、ファイト中の信頼性を高めています。全体的にしなやかな動きながらも、急なトルクに対しては柔軟に受け止める力があり、まさに柳のようにしなやかで強靭な一本と言えるでしょう。
ガイドセッティングにも妥協はありません。全ガイドにチタンフレームSiCリングKガイドを採用し、ティップ部には小口径ガイドを、バット部にはやや大きめのガイドを配置。これにより、ラインの抜けがスムーズになり、軽量ルアーでも安定したキャストが可能となっています。トップガイドにはあえてスレッドを巻かず、UVコーティングのみで段差を抑えるトーナメント仕様で、ラインの引っ掛かりを極限まで軽減する工夫も見られます。
グリップ周りも徹底的に作り込まれており、フォアグリップには硬度の高いコルク素材を採用し、繊細な操作感を向上。リールシートには細身で操作性の高いFuji VSS16を採用し、アップロックのフードにはカーボンスリーブを使って段差を排除、手に馴染むフィット感を実現しています。センターおよびリアグリップには高硬度EVAを使用し、耐久性と感度の向上、そして軽量化を図っています。
デザイン面では、ブラックを基調にしたシンプルかつシャープな仕上がりに、天然コルクの質感がアクセントとして映え、上質感を演出しています。メイド・イン・ジャパンの精巧なものづくりが随所に感じられる一本です。
ネコリグやノーシンカー、ジグヘッド、スモラバなどのフィネスリグはもちろん、小型トップやシャッド、ミノー、虫系ソフトベイトまで、対応ルアーの幅も広く、スピニングでのバスフィッシングを本格的に楽しみたいアングラーにとっては、まさに一本で多役をこなす頼れる存在です。ウィローは、繊細なテクニックと大胆な展開の両方を高次元で成立させる、現代フィネスフィッシングの中核的存在です。
OCSS-65Lウィローのインプレ
オライオンのOCSS-65Lウィローのインプレを紹介します。
本日の河口湖ガイドでは
59cm3.5kg弱のモンスター降臨‼️その他1本と今日は厳し目なコンディションでしたが数少ないチャンスをしっかり捉えてくださったゲストさんありがとうございました🙇♂️
推奨タックル⬇️
オライオン OCSS-65L ウィロー
PE0.5号+バスザイルマジックハードR 5lb
ウルトラスレッジ pic.twitter.com/AJQiLEI3pT— 大野春人 (@fishing158) October 26, 2024
今回の河口湖A第1戦で可能性を感じていた釣りの1つがシャッドの早巻き!
▪使用タックル
オライオン OCSS-65L ウィロー
PE0.5号+バスザイルマジックハードR 5lb
グランサーチャー55大分春めいてきた河口湖
もうそろそろ春爆期待出来そうですね🌸#河口湖#エバーグリーン#グランサーチャー55 pic.twitter.com/okYjlZ6lSe— 大野春人 (@fishing158) March 31, 2025