広大なフィールドに潜む大型魚との対峙において、キャスト性能とトルクフルなパワーを兼ね備えたロッドは必要不可欠です。ヒュージカスタムジェノマHGS1-90Rは、日本三大淡水魚と称されるイトウ、琵琶湖オオナマズ、アカメをターゲットに、遠距離から正確にアプローチするために開発されたスピニングロングロッドです。その長尺設計とXヘビークラスの剛性は、淡水にとどまらずソルトシーンでも真価を発揮し、釣行の幅を大きく広げてくれます。
ヒュージカスタムジェノマHGS1-90Rの特徴
HGS1-90Rは、9フィートという長さながら4ピース設計によって、仕舞寸法はわずか730mm。遠征先でも持ち運びやすく、スーツケースやバックパックにも収まる携帯性の高さを実現しています。自重は195gと長尺ロッドとしては軽量で、長時間の釣行でもアングラーへの負担を抑えた設計が施されています。
このモデルのアクションはXヘビークラスのレギュラーアクションで、対応ルアーウェイトは最大2オンス。しなやかにベンドするティップから強靭なバットへのスムーズな曲がりが、ストレスのない振り抜きと高精度なロングキャストを可能にします。特に、広大な川や湖でのキャスティングゲームでは、このテーパーデザインが非常に大きなアドバンテージとなります。
465mmのグリップ長と310mmのリアグリップ、さらに65mmのフォアグリップによって、しっかりと力をかけられる設計になっており、大型魚とのやり取りも安心して行えるバランス構成です。長尺ロッドにありがちなキャスト時のもたつきや、ファイト中の操作性の低下を感じさせない点も、このロッドの大きな特徴といえます。
主なターゲットとして想定されているのは、日本を代表する大型淡水魚であるイトウ、オオナマズ、アカメですが、その汎用性は淡水にとどまりません。サーフでのショアジギング、磯場でのシーバス、遠投を必要とするヒラスズキゲームなど、ソルトの過酷なフィールドでも圧倒的な存在感を発揮します。一本で様々な大型魚を狙えるバーサタイルロングロッドとして、多彩な釣行スタイルにマッチします。
ヒュージカスタムのDNAを受け継ぎつつ、GENOMAシリーズとして手に取りやすい価格帯に抑えられていることも魅力の一つです。高い携帯性と実戦的なパフォーマンスを両立したHGS1-90Rは、遠征釣行を計画するアングラーや、多様なフィールドを渡り歩く探求型アングラーにとって、信頼に足る一本となるでしょう。
ヒュージカスタムジェノマHGS1-90Rは、単なるロングロッドではありません。広大な自然の中で、遠く離れたターゲットへ確実にルアーを届け、ファイトで主導権を握るために作られた、ハイパフォーマンスなスピニングロッドです。真剣に大物と向き合いたいアングラーの手にこそ、この一本を。
ヒュージカスタムジェノマHGS1-90Rのインプレ
デプスのヒュージカスタムジェノマHGS1-90Rのインプレがなかったので、ヒュージカスタムジェノマシリーズのインプレ動画を紹介します。
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