数あるアラバマリグの中でも、軽量性と操作性に特化したGHOST WIREシリーズに、ついに最終進化形となるマッスルワイヤーが登場しました。レイドジャパンが放つこの新たなモデルは、従来のフィネス寄りな仕様から一線を画すパワー型セッティングであり、ラフコンディションやカバー内に潜むバスへ強烈にアピールする仕様に進化しています。水を押す力、魚を引き寄せる存在感、そして扱いやすさまで兼ね備えたマッスルワイヤーは、アラバマリグの新たな定番となりうる存在です。
レイドジャパン マッスルワイヤーの特徴
マッスルワイヤーは、約23gという実用的なウェイトに設計されており、GHOST WIREシリーズの最大の特徴である「軽さ」を受け継ぎつつも、使用するワイヤー径をメイン・サブアームともにΦ1.2mmとすることで剛性を高めています。この太さにより、複数のブレードやフィッシュローラーなどのワームを装着しても、形状保持力に優れ、リグ全体のバランスを維持しやすくなっています。
水中ではその剛性が生み出す「圧」によって、カバーの奥にいるバスにも強くアピールできる水押しを実現。さらに複数のルアーが奏でる微振動と水の撹拌により、ナチュラルかつハイインパクトな波動を発生させ、視覚と波動の両面からバスの捕食本能を刺激します。特に濁りが強い日や低活性時、プレッシャーのかかるフィールドにおいて、その存在感の大きさが威力を発揮します。
推奨ワームにはレイドジャパンのフィッシュローラー3インチおよび4インチが挙げられ、対応フックには太軸のバマストフックやDECOY JIG11Bなどが推奨されています。これにより、しっかりとしたフッキングとフックの強度確保が可能となり、ヘビータックルとの相性も抜群です。ラインは太めのベイトタックルを使用することで、マッスルワイヤーの性能を最大限に引き出せる仕様となっています。
また、付属の専用ケースに収納することで、アラバマリグ特有のかさばりを解消。煩雑になりがちなタックルボックスの中でもコンパクトに保管でき、持ち運びもスマートです。複数持って行ってもかさばらないため、状況に応じて即座にセッティング変更ができる点も大きな利点です。
ただし、注意点として、マッスルワイヤーは高強度ながらもファインワイヤー構造であるため、無理な曲げ伸ばしや重量のあるルアーの多用、連続使用による金属疲労には配慮が必要です。ワイヤーの成型にはプライヤーを使用し、無理な負荷がかからないように扱うことで、長く安心して使うことができます。
レイドジャパンのマッスルワイヤーは、GHOST WIREシリーズのフィネス性と、強靭さを両立させたアラバマリグの完成形。テクニカルな操作からパワーゲームまで幅広く対応し、これまで届かなかったバスを引き寄せるための強力な武器となることは間違いありません。フィールドの変化に柔軟に対応しながらも、確実にバスを仕留めたいと願うアングラーにとって、まさに頼れる一本です。
マッスルワイヤーのインプレ
レイドジャパンのマッスルワイヤーのインプレを紹介します。
昨日はHさんを琵琶湖ガイド🎣
南湖に行きたかったけど南風に邪魔され行けず北湖風裏展開🌪️クリアになりつつある北湖でマッスルワイヤーやGWNLはハイアピールすぎなのでGWとSFLミドストが高反応👀なんとか4回バイトさせましたが1匹しか乗らず😅ただ釣れる魚がクオリティだから冬はたまらんですな🔥 pic.twitter.com/ePmQF72xc3— 近松卓二 GOMガイドサービス (@takuji1113) February 4, 2025
先日の大江川!
レイドCUP会場準備の合間にマッスル💪ルアー:マッスルワイヤー+フィッシュローラー4in
1モンドリアン、1バラシ、1フィッシュと上出来過ぎ。
検証は続く。 pic.twitter.com/vJuTxCFvH7
— BACKLASHの中の人 (@backlash_1996) May 26, 2025
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