バスフィッシングにおける最終兵器とも言える存在、それが「バクラトスイマー」です。2007年、メキシコのレイクバカラックにおいて10ポンドオーバーのビッグバスを攻略するために生み出されたこのルアーは、僅か半年間で50cmオーバーのバスを国内外問わず数百匹も仕留めるという驚異的な実績を誇ります。これまでのジグヘッドスイムベイトでは到達できなかった領域を可能にし、バスの警戒心を打ち破るその力は、まさに異次元です。
バクラトスイマーの特徴
バクラトスイマーの最大の特徴は、その応用力の広さと圧倒的な集魚力にあります。場所や季節、水深を問わず高い実績を誇るのは、スピナーベイト並の強力なウォブルアクションを発生させるシャッドテールと、流体力学を徹底的に追求したボディ形状によるものです。この設計により、遠投性と水深維持能力を維持しながらも、より広範囲にナチュラルなアピールが可能となっています。
また、可動式のジグヘッド「スコーピンジグヘッド」は、タングステンボールを内蔵した低重心設計で、安定したアクションとフッキング性能を両立。特にストラクチャー周りでの根掛かりを抑えつつ、高い貫通力を発揮する点が魅力です。底面はフラット設計で、着底しても寝ることなく自然な立ち姿勢を保つため、まるでコケを食むアユのような姿勢を再現し、サイトフィッシングにおいても驚異的な効果を発揮します。
リアルカラー塗装もこのルアーの大きな魅力で、特殊な光沢を持つ塗料とクリア素材の組み合わせにより、太陽光を受けてナチュラルなフラッシング効果を発生。広大なウィードエリアやディープレンジでも抜群の存在感を放ちます。
バクラトスイマーの使い方
バクラトスイマーの使用方法は非常にシンプルながら奥深く、多様なシチュエーションに対応できます。基本はスローリトリーブ。キャスト後にボトムまで沈めたら、スピナーベイトのスローローリングのように一定のスピードでゆっくり巻くだけでOKです。このとき、ボトムやストラクチャーに時折タッチさせることで、バイトチャンスを生み出します。
また、リフト&フォールやボトムパンピングなど、フットボールジグのようなアクションも非常に効果的です。フォール時にはボトムで自然に立ち、無警戒な姿勢を取るため、バスに警戒されにくく、リアクションバイトを誘発します。
さらに、プレッシャーの高いリザーバーのバックウォーターでは、見えバスに対してのサイトフィッシングでも威力を発揮します。流れに乗せてバスにアプローチし、岩陰などでポーズを入れたり、ステイさせたりすることで、他のビッグベイトでは見切られてしまうバスに対しても食わせることが可能です。
このように、バクラトスイマーはただのビッグベイトではなく、多彩な戦略に応えることのできる多機能ルアーです。フィールドを選ばず、様々な状況で結果を出せるその実力は、まさに「超高確率大型捕獲系ジグヘッドスイムベイト」と呼ぶにふさわしい存在です。
バクラトスイマーのインプレ
イマカツのバクラトスイマーのインプレを紹介します。
#これを見た人は春夏秋冬の4枚を貼れ
1枚目 三川ダムにて55㎝
2枚目 川上ダムにてボウワーム12インチのサイトで48㎝
3枚目 菅野ダムにてファットイカで55㎝
4枚目 八田原ダムにてバクラトスイマーで52㎝ pic.twitter.com/0AaTFnclhi— 厚東 勇祐(ゆうすけ) (@_yym930) December 7, 2018
やっぱりラグビーボールみたいなバスが1番好き❤️
これもバクラトスイマー。#バス釣り#ブラックバス pic.twitter.com/NB5MnuKyvK— UFOBOYは釣りがしたい。 (@tsuri_shitai_ub) June 2, 2025