カバー周りのフィネスゲームにおいて、確実なキャストとフッキング、そしてバスを引き離すためのパワーは不可欠です。そうした要求に応えるため、Dスタイルが提案するのがディハイロDHRC-69L+です。2025年モデルとして進化を遂げたこのロッドは、時代が変わっても変わらない「必要とされるカバーフィネスロッド」として、青木大介の釣り哲学が凝縮された一本に仕上がっています。
ディハイロDHRC-69L+の特徴
ディハイロDHRC-69L+は、6フィート9インチという長めの設計により、カバー周りへの正確なアプローチと掛けた後のバスとのやり取りにおいて大きな優位性を発揮します。ロングレングスながらも操作性は非常に高く、タイトなスポットへのフィネスキャストを可能にするだけでなく、ラインテンションを適切に保ちながらのやり取りができる点も特徴です。特に、カバーの奥からバスを引き出す際のパワーと安心感は、フィネスロッドの枠を超えた性能を感じさせてくれます。
このモデルは、カバーネコリグやスモールラバージグ、ノーシンカーなどのフィネス系リグに幅広く対応します。繊細さを求められるリグ操作においてはティップがしっかりと反応し、バスのわずかなバイトを逃さず伝えてくれます。その一方で、L+というパワー設定により、フッキング後は即座に主導権を握ることができる設計となっており、特に複雑なカバーの中でこそその性能が際立ちます。
理屈では語りきれない現場の感覚、青木大介が長年の経験から導き出した答えがこの一本に凝縮されています。「The真打」と称されるその名の通り、違いが分かるアングラーにこそ手にしてほしい、まさに本格派のためのカバーフィネスロッドです。どんなシビアな状況でも、自信を持って使える信頼の一本として、フィールドでの力強い味方になってくれることでしょう。
ディハイロDHRC-69L+のインプレ
DスタイルのディハイロDHRC-69L+のインプレを紹介します。