バスフィッシングにおいて、確かな存在感と操作性を兼ね備えたワームは、タフな状況下でも安定した結果をもたらします。ファットウィップ5インチは、その名が示す通り、WHIP CRAWLERシリーズの進化形として太さを増しながらも、実釣性能をさらに高めた頼れる一本です。
ファットウィップ5インチの特徴
ファットウィップ5インチは、WHIP CRAWLERをそのまま太くしただけのモデルではありません。全体のリブ間隔やハチマキの位置、さらにはマテリアルの張り感など、細部にわたって緻密にリデザインされています。シリーズ特有の“張り”のある素材を受け継ぎつつ、太くなったことで得られる水押しの強さによって、よりパワフルなアピール力を獲得しています。
特に注目すべきはその操作性。太くなることで生まれる適度な水の抵抗感が、風のある日や流れのあるフィールドでもリグの動きをしっかりと手元に伝え、安定したアプローチを可能にします。釣りの再現性と安心感は、バスフィッシングにおいて極めて重要な要素であり、ファットウィップ5インチはその部分でも高い信頼性を発揮します。
また、WHIP CRAWLER譲りの三角形断面形状をハチマキ部分にも採用。ネコリグで使用する場合、三角形の頂点にフックをセットすれば繊細なロールアクションを、平面にセットすれば移動距離を抑えつつアピールするウォブリングアクションを演出することができます。
ファットウィップ5インチの使い方
ファットウィップ5インチは、ネコリグ、ジグヘッドワッキーリグ、ノーシンカーワッキーリグ、ダウンショットワッキーリグなどの繊細な“喰わせ系”リグに幅広く対応します。ボディの張りが生み出す自然なレスポンスと、適度な重量によって、フォールからボトムトレース、シェイクまで一連の動作をスムーズにこなします。
また、その太さと存在感を活かして、テキサスリグやジカリグといったカバー周りでのパワーフィッシングにも対応可能。太めのワームであることから、カバーの中でもしっかりと存在感を発揮し、ラフな使い方でも素材がしっかり耐えてくれる安心感があります。
さらに、フックのセット位置や使用するリグ次第で、アクションの質やスピードを自由に変化させられるのも大きな特徴です。水押しの強いウォブリングアクションで魚のスイッチを入れたい時や、ピンスポットで粘りたい時など、状況に応じてアプローチを自在に変えられる懐の深さを持っています。
ファットウィップ5インチは、シンプルなストレートワーム形状でありながら、素材、設計、バランスすべてが洗練された一本。サイズアップによってさらなるアピール力と汎用性を獲得し、フィールドや状況を問わず、幅広いアプローチでバスを仕留めることができる万能型ワームです。どんな場面でも安心して投げられる、頼れる相棒として活躍してくれるでしょう。
ファットウィップ5インチのインプレ
レイドジャパンのファットウィップ5インチのインプレを紹介します。
仕事帰りに、日が昇った7∶54
シェードにファットウィップ5インチ7gの直リグで体格のいいバスが釣れました😁#バス釣り #吊るし #5分釣行 pic.twitter.com/0LPof5fq3f— kiji_naka (@kiji_naka) July 27, 2025
朝練 一時間 ジョーカー不発で フィネスに切り替えて
31cm 340g ヤマセンコー 5インチ
35cm 540g ファットウィップ5インチ
ネコリグにて。 pic.twitter.com/BfvkrRJ9Vt— ごっしゃん (@gob_bob1982) November 18, 2017