カバーの奥に潜むビッグバスを、スピニングタックルで確実に攻略したい。そんな難題に真正面から応えるべく設計されたロッドが、オライオンシリーズの「OCSS-69H ハイド アンド シーク」です。軽量ルアーを繊細に扱うフィネスの操作性と、確実に魚を獲りきるための圧倒的なパワー。この相反する要素を高次元で融合させた一本が、現代のカバーフィッシングにおける理想のパワーフィネスロッドの姿を体現しています。
ハイド アンド シークの特徴
ハイド アンド シークは、全長2.06メートル、自重わずか101グラムながら、ヘビーパワーのスピニングロッドというスペックを持ち、PEラインの使用を前提に設計されています。そのため、パワーフィネスに必要不可欠な「掛けてからの主導権を握る力」をしっかりと備えつつ、スピニング特有の繊細なキャストや操作性を決して犠牲にしません。
ブランクスには高強度・高弾性率のトレカ®T1100Gとナノアロイ®技術を全身に採用。ティップからバットまで一貫してこの素材を用いることで、非常にシャープで張りのあるアクションを実現し、ピッチングやスキッピングの精度を極限まで高めています。さらに、バットセクションには高密度に織り込まれたクワトロウーブンクロスを採用し、ネジレや潰れを強烈に抑制。掛けた後のファイトにおいて、ビッグバスの突進をいなし、確実に主導権を握るための剛性を持たせています。
ガイドセッティングにも注目すべき工夫があります。全体にチタンフレームSiCリングのKガイドを使用し、小口径のガイドを多点にわたって配置。PEライン使用時にありがちなトラブルを抑えつつ、感度とラインコントロール性を大幅に向上させています。特に、明確なチョークガイドを設けない設計により、軽いキャストでもスムーズなライン放出が可能となり、ピッチングやスキッピングでのルアーのコントロール性能は秀逸です。
グリップデザインにも抜かりはなく、フォアグリップには人差し指が自由に位置取れるテーパー形状を採用。ブランクに直接触れることができ、シェイキングなどの繊細な操作にも高い応答性を発揮します。リールシートには細身のFuji VSS16を搭載し、手のひらへのフィット感と操作時の一体感を高めています。リアグリップは高硬度EVA素材を使用したセパレート構造で、軽量化と操作性の両立に成功しています。
使用するルアーやリグは、カバーネコやコンパクトジグ、リーダーレスダウンショットなど、パワーフィネス特有のアプローチを求めるものが中心。特に、軽量でコンパクトなルアーを精密にカバーへ送り込む必要がある場面や、遠距離からプレッシャーの高いビッグバスを狙う場面において、ハイド アンド シークのパフォーマンスは圧倒的な信頼をもたらします。
6フィート9インチという長さは、精度の高いキャストと高打点でのフッキングという両方の要素を実現するために緻密に設計されたものであり、パワーフィネスにおける最適解と言えるバランスを提供しています。
ハイド アンド シークは、軽量ルアーの繊細な操作性と、ビッグバスを制する力強さを兼ね備えた一歩先のパワーフィネスロッドです。進化するアングラーのテクニックと、よりシビアになるフィールドにしっかりと応え、カバーフィッシングの新たなスタンダードを築く存在です。
OCSS-69Hハイドアンドシークのインプレ
オライオンのOCSS-69Hハイドアンドシークのインプレを紹介します。
季節の変わり目で掴み所が無く難しい感じの相模湖
しかし良い場所には良いバスが居ます👍
ココぞという所ではハイドアンドシークの出番‼
OCSS-69H ハイド アンド シーク
PE 2号
カバークリーパー3.5gOCSC-69MH ムーンゲイザー
バスザイルマジックハードR 16lb
ヘッドシェイカー 5インチヘビー pic.twitter.com/8gQTI9yO3c— 大野春人 (@fishing158) September 27, 2023
今日はThe Hit相模湖ロケでした。
季節の変わり目で非常に難しいコンディションに苦戦しましたが、タイミングを合わせ何とかビッグバスをキャッチしました‼️
放送お楽しみください😊#theヒット #相模湖#エバーグリーン#オライオン#ハイドアンドシーク#カバークリーパー#パワーフィネス pic.twitter.com/YTKcxfeFd0
— 大野春人 (@fishing158) September 28, 2023