バス釣りにおける究極の「喰わせ」を追求した結果、誕生したのがラストエースです。トッププロ福島健が数年に渡って極秘裏に使用し、ここぞというタイミングでのみ投入していたこのルアーは、まさに“切り札”の名にふさわしい性能を持っています。動かずとも釣れる……そのリアルさは、水中での存在感がルアーではなく生きたベイトフィッシュそのものに見えるほど。特にクリアウォーターやライブサイト、サイトフィッシングのような繊細な状況下で、驚異的なバイト率を誇る逸品です。
ラストエースの特徴
ラストエース最大の魅力は、見る者すべてを欺く“超リアルビジュアル”にあります。ボディ全体を包み込む銀粉のキラメキは、小魚の鱗のような自然な反射を再現し、さらに特殊な塗装技法で必要な部分だけを着色。これにより、クリアコーティングによるヌメリ感と相まって、水中で本物の小魚と錯覚させるほどの仕上がりになっています。ラミネートカラーでは、色違いの素材を上下で貼り合わせることで、ロール時の色変化による“生命感”がさらに強調され、視覚的アピール力も抜群です。
その外観に加えて、設計自体も喰わせを極めた構造です。ソフトで軽量な素材は、水を受けると自然にたなびき、アングラーが一切アクションを加えなくても生命感のある“逃げ惑うベイトフィッシュ”を演出します。これにより、警戒心の強いバスでも不用意に口を使ってしまうほどの喰わせ力を実現しています。
また、ラストエースはJB・NBC公認のFECOエコタックル認定商品であり、トーナメントでの使用も可能。実戦の場でも安心して投入できる、プロ仕様のルアーとなっています。
ラストエースの使い方
ラストエースには、サイズごとに最適なセッティングとメソッドがあり、それぞれの状況やフィールドに合わせて使い分けることができます。
「ラストエース75」は、福島流のノーシンカーリグを用いた表層トゥイッチングが基本。フックにはマスバリ#2を使用し、ラバージグのブラシガードを併用することで、よりナチュラルな姿勢を維持できます。このセッティングでは、ロッドで軽くトゥイッチするだけで、まるで小魚が逃げ惑うようなアクションを生み出し、クリアウォーターのサイトフィッシングで驚くほどの効果を発揮します。中層ではジグヘッドでのスイミング、ボトムではダウンショットやネコリグを用いたシェイキングも有効で、あらゆるレンジに対応できます。
一方「ラストエース45」は、特にホバストでの使用が際立っています。90度アイフックに軽量ネイルシンカー(0.2〜0.45g)をセットし、PEライン+フロロリーダーのタックルで中層を漂わせるように操作します。このメソッドは、ライブサイトや極めてプレッシャーの高い状況でも確実にバイトを引き出すことができ、特に見えているバスに対して抜群の威力を発揮します。
セッティングの正確さが求められるルアーではありますが、一度その動きとビジュアルを水中で確認すれば、誰もが納得する完成度の高さです。まさに“釣れる時に使うのではなく、釣れない時にこそ使う”べき、秘密兵器のような存在です。
サイズは4.5cmと7.5cmの2種類が用意されており、フィールドのベイトサイズやバスのコンディションに合わせて選択が可能。どちらのサイズも、圧倒的なリアリズムと喰わせ性能で、ここ一番の勝負所で頼れるパートナーとなるでしょう。ラストエースは、ただのリアル系ソフトベイトではなく、アングラーの技術とセッティングによって“命を吹き込まれる”究極の喰わせルアーです。
ラストエースのインプレ
エバーグリーンのラストエースのインプレを紹介します。
今日はとーきと昼から布目ボート!
前回とはポジションが変わっててちょい沖に溜まってるのに気づいてブレイクの下をバスエネミー2.9の2.7gDSでパンパンの43と中層をラストエース80Fの1.3gミドストで42❗️
とーきはバスエネミーで特大バラシ🥲
釣って貰いたかった…#エバーグリーン #布目ダム pic.twitter.com/cp7TTDg2xS— しらピー (@shirapii702) April 16, 2023
日吉ダム産50アップ🔥
有名ポイント夢の架け橋の橋脚
そこで連発させたルアーが”ラストエース80f”でした🤩キモはナチュラルに風で流して何もしないことです🧐
釣れすぎるのでほんとに試してほしいです❗️#ラストエース80f #ファクト65ulst #エバーグリーン #エレキの修理屋さん #日吉ダム pic.twitter.com/pZZmioCYGc
— 志逹海輝 (@mira0320bass) May 4, 2023