SLX DC XTは、軽量ルアーからビッグベイトまで幅広く対応するテクニカルバーサタイルモデルとして設計されたベイトリールです。カルカッタコンクエストDCでも高い評価を得ているI-DC5ブレーキユニットを搭載し、遠投性能と対バックラッシュ性能を高次元で両立。さらにマグナムライトスプールⅢの軽量・低慣性特性を活かし、軽快かつ正確なキャストを可能にしています。陸っぱりからボートフィッシングまで、さまざまなフィールドで真価を発揮します。
SLX DC XTの特徴
本機の核となるI-DC5は、スプールの回転を瞬時に感知してブレーキ力を自動制御する高精度電子ブレーキシステムです。内部ダイヤルでPE、ナイロン、フロロの各ラインモードを選択し、外部ダイヤルでブレーキ強度を5段階で調整できるため、天候やルアーの重さに応じて最適な設定を素早く行えます。従来のI-DC4に比べ、より伸びやかで安定したキャストフィールを実現しています。
スプールには、大幅な肉薄化によって低慣性を実現したマグナムライトスプールⅢを採用。立ち上がりの軽さにより、3/16ozクラスの軽量ルアーでもスムーズにキャストでき、低弾道で正確なピンポイントキャストも可能です。大型ルアーや空気抵抗の大きいルアーでも、I-DC5の制御と組み合わせることでトラブルを抑えつつ伸びのある飛距離を確保します。
駆動系にはマイクロモジュールギアを採用し、シルキーでパワフルな巻き上げ感を実現。ギア比は6.2、7.4、8.1の3種類をラインナップしており、巻き物から撃ち物まで幅広く対応します。最大ドラグ力は5.5kg、自重は195gと軽量で、長時間の使用でも疲れにくい設計です。スプール径33mm・幅21mmで、12lb-100mから20lb-65mまでのラインキャパシティを備えています。
SLX DC XTは、その高い順応性と扱いやすさから、タックル数を減らしたい陸っぱりアングラーや、さまざまなルアーを一台で使いこなしたいアングラーに最適です。軽量ルアーからビッグベイトまでストレスなく使えるバーサタイル性能は、まさに新時代のオールラウンドDCといえるでしょう。
SLX DC XTのインプレ
シマノのSLX DC XTのインプレを紹介します。
今日のタックル。
ポイズンアドレナ1610M-2、SLX DC XTです。
感度重視のタックルです。 pic.twitter.com/SS3NeLj8Dz
— きらりあっと (@82bbyy1) January 8, 2023
一度使ってみたかったDCリール。
22 SLX DC XT先ほど届いたので早速本流へ。
ナイロンライン8lbを60mほど巻いて、ナイロンモード、ブレーキ1、メカニカルやや緩めで、6〜16gのスプーン中心にキャストしましたがとても快適でした。 pic.twitter.com/H0ac1kxVG8
— のりたん (@F0c2OtI0y8bCgZL) April 18, 2024