ジークラック「イモケムシ」は、その名の通り見た目がまるで毛虫のようなユニークなワームです。高比重イモ型ワーム「イモリッパー」をベースに、四方八方にラバーをまとわせることで、着水した瞬間にまるで水面に落ちた毛虫のような存在感を演出します。カバー周りやオーバーハング直下を狙うのに最適な仕様で、独特のシルエットとアクションが魚の本能を強烈に刺激します。
イモケムシの特徴
イモケムシの最大の特徴は、全方向に伸びたラバーが生み出す生命感あふれるアピール力です。フォール中や水面で漂う姿は、まるで本物の昆虫が落ちてきたかのようで、フィッシュイーターにとっては絶好の捕食対象となります。特に、虫パターンが有効な夏場や、プレッシャーの高いクリアウォーターでのサイトフィッシングでは絶大な効果を発揮します。
素材にはジークラック独自の「S.A.Fマテリアル」を採用。ソルト・アミノ酸・フレーバーを配合したこのマテリアルは、匂いと味で魚を強く引き寄せ、バイトを長く持続させる力を持っています。高比重設計のためキャストもしやすく、ピンスポットをダイレクトに撃ち込めるのも魅力です。
サイズ展開は40mm(2g)、60mm(4g)、95mm(16g)の3種類。40mmは小バスやトラウト狙いにも対応し、60mmは虫パターンの王道サイズ、95mmはビッグバス対応の存在感抜群なサイズ感となっています。入り数もサイズごとに異なり、効率よく使い分けられる仕様です。
さらに、カラーバリエーションは圧巻の全50色。リアル系のブルーギルやエビ系カラーから、ホットピンクやバブルガムピンクといった派手なカラーまで、虫系ワームとしては類を見ない多彩なラインナップが揃っています。これにより、水質やフィールドの状況に合わせた戦略的なカラーチョイスが可能です。
イモケムシの使い方
イモケムシの基本的な使い方は、オーバーハングやブッシュの下にキャストして水面に浮かべておくだけです。ラバーが揺らめくことで、自然と昆虫が水面でもがいているようなアクションを演出し、フィッシュイーターが思わず口を使います。特に、夏場のシェードに潜むバスに対しては非常に効果的です。
また、フォールさせて水中で漂わせるのも有効です。高比重設計によりスッと沈みながらラバーが揺らめき、弱った虫や小動物が落ちていく様子を演出します。サイトフィッシングでは、狙ったバスの目の前に落とすことで高確率で口を使わせることができます。
フックはサイズに応じてマス針やオフセットフックを使用。40mmはマス針#2、60mmはオフセット#1、95mmはより強めのフックセッティングが推奨されています。
ジークラック「イモケムシ」は、虫系ルアーの決定版ともいえる存在感を放つアイテムです。リアルなシルエットと強烈なアピール力、そして豊富すぎるカラーバリエーションにより、虫パターンを完全に攻略するための強力な武器となるでしょう。
イモケムシのインプレ
ジークラックのイモケムシのインプレを紹介します。