3インチという絶妙なサイズで、フィネスなアプローチに最適なゲーリーヤマモトの3インチシュリンプは、バスフィッシングの現場で確かな実績を誇るソフトベイトです。特にネコリグやスモラバとの組み合わせにおいて抜群の相性を見せ、スモールマウスバスにもラージマウスバスにも強烈にアピールします。2008年のJB/TOP50野尻湖戦では、青木大介プロがこのワームを用いて優勝を果たし、そのポテンシャルが証明されました。タフコンディションでも確実にバイトを引き出すこのワームは、まさに勝つための秘密兵器と言えるでしょう。
3インチシュリンプの特徴
ゲーリーヤマモト3インチシュリンプは、ただのエビ型ワームではありません。最大の特徴は、その動きにあります。着底後の倒れ込み動作で、長く繊細な足が自然に開閉し、まるで本物のエビが水中でじっとしながらも微細に動くようなリアルな挙動を再現します。アングラーが軽くロッドを揺らせば、シュリンプは即座に反応し、控えめながらも生命感のある波動を発生。これがスレたバスにもしっかりとアピールし、思わず口を使わせる要因となります。
ボディは扁平な形状で設計されており、フォール中の姿勢が非常に安定しています。これにより、ストンと真下に落ちるのではなく、ゆっくりとスライドしながらフォールすることで、バスのバイトチャンスを増やします。また、バックスライド性能にも優れ、カバーの奥へと自然に入り込んでいくため、エビを捕食するバスの本能を強く刺激します。
3インチシュリンプの使い方
このワームのポテンシャルを最大限に引き出すには、ライトリグでの使用が最適です。特にネコリグにおいては、その微細なアクションと自然な姿勢が融合し、ボトムを這うような動きでバスにアピールします。また、スモールラバージグのトレーラーとして使用することで、ボリューム感を抑えつつも、リアルなシルエットとナチュラルな波動でタフな状況にも対応できます。
カバー周りではバックスライドセッティングが効果的です。ピッチングで枝の奥やブッシュの中に送り込んでも、自然に後方へと滑り込み、エビが逃げ込むような演出が可能です。スピニングタックルでのライトキャロやダウンショットにも適応でき、幅広いリグにマッチする汎用性の高さも魅力です。
このように、3インチシュリンプはただのエビ型ワームではなく、計算されたフォルムと動きで多彩なアプローチを可能にする本格派のソフトベイトです。フィールドや状況を問わず活躍してくれるため、ひとつはタックルボックスに忍ばせておきたい逸品です。
3インチシュリンプのインプレ
ゲーリーヤマモトの3インチシュリンプのインプレを紹介します。
よし。
ゲーリー3インチシュリンプ、ダウンショットで。 pic.twitter.com/DhcJJx4CHS— S. Naito(𓀕𓁽𓁽!𓂩𓂩𓀏) (@heimagine) August 19, 2023
桂川や宇治川の話だけど秋はデカい魚もコンパクトなワームで釣れるイメージ(ブラインドの釣りで)が昔からあって、特に気に入ってるのがイマカツのダッドカット2.5とゲーリーのシュリンプ3インチ。毎年今の時期〜クリスマスくらいまでは特に信頼して使っています pic.twitter.com/HNq1qZW9AE
— Reo (@Reo109691) November 15, 2022