マッドワグは、ウィードエリアでのスイミングテキサスを想定して開発された、実戦的で完成度の高いカーリーテールワームです。ごくスローなリトリーブでも力強くワイドに水を掻くテール設計と、スナッグレス性能に優れたボディ形状が特徴で、琵琶湖をはじめとしたビッグレイクのヘビーカバーにも対応。釣り人のこだわりに応えるために細部まで丁寧に作り込まれたこのワームは、マキマキの釣りを極めたいアングラーにとって欠かせないアイテムです。
マッドワグの特徴
マッドワグの最大の特徴は、独特なテールデザインにあります。カーリー内周部が厚く、外周に向かって薄くなる構造により、水をしっかり掻きながらもなめらかなアクションを実現。スローリトリーブでも確実に動き、なおかつ高速リトリーブでも破綻しにくい設計になっています。このテールは素材の硬さやシェイプとのバランスも考慮されており、ただ巻くだけでも強い集魚力を発揮します。
さらに注目すべきは、オフセットフックを使用した際のスナッグレス性能を飛躍的に高める「ポイント・ガード・システム(PGS)」です。ハリ先をワームのリブにしっかりと埋め込むことで、ウィードの奥でも根掛かりしにくく、フックアップ率も損なわない構造です。ボディには上下のセンターラインも設けられており、まっすぐなフックセットをサポートします。
製品には保管時にテールが曲がるのを防ぐファクトリーロックが施されており、使用前に手で簡単に取り外すことが可能です。マッドワグは2.5インチから11インチまでの豊富なサイズ展開があり、シチュエーションやターゲットに合わせて選べるのも魅力です。すべてのモデルにイカ成分が配合されており、さらなるバイト誘発効果が期待できます。
マッドワグの使い方
マッドワグの真価が最も発揮されるのは、テキサスリグでの使用時です。特に琵琶湖のようなウィードが濃いフィールドでは、スローな巻きに対応するテールの動きと高いスナッグレス性能が威力を発揮します。軽めのシンカーを用い、あえてゆっくりと巻くことで、テールが広範囲に水を押し、バスにアピールします。
サイズによってはジグヘッドリグやスモラバトレーラー、ライトキャロライナリグでも使用可能で、マッドワグミニシリーズ(2.5インチ・3.5インチ)はフィネスアプローチにも最適です。7インチや11インチといった大型サイズは、ビッグバス狙いのカバー撃ちにおいて頼もしい存在であり、特に#5/0のオフセットフックとの相性が抜群です。
マッドワグは単なるワームではなく、用途やフィールドに応じて使い分けることで、さまざまな釣りスタイルに対応する万能型ルアーです。その設計思想と性能は、経験豊富なアングラーにも新たな発見と楽しさを与えてくれることでしょう。
マッドワグのインプレ
ケイテックのマッドワグのインプレを紹介します。
ダムにて
マッドワグのライテキで39筆頭に数本
スパテラに変えて数本釣った後ボトムに見えた35くらいの1本
ダヴィンチに寄ってきた子バスたちにステルスペッパー70投げて数本
ステペで食わなくなったやつらにトラファルガー7落とすとまたバイトしてきて子バス数本の後アフターの37くらい
気持ちえ^~ pic.twitter.com/3lmuYVtLcp— アキマ (@ikimanoamo) June 6, 2019
45cmベッコウ!安定のマッドワグ!
反応少ないしハイシーズンはもう少し先かな〜。 pic.twitter.com/MB6YA8NZ31— いっち (@ichi_fishing) April 6, 2025