水面を制する者が勝負を制する。そんなトップウォーターゲームにおいて、確実な一撃をもたらすフロッグとして誕生したのが“カエラ”です。その名に込められた「喰われたら、無事に帰れない」という意味の通り、一度口を使わせればバスを逃さない強力な武器として、アングラーの右腕となってくれる存在です。
カエラの特徴
カエラは全長55mm、重量12.5gのコンパクトサイズながら、実釣性能に一切の妥協がありません。まず特筆すべきはそのスナッグレス性能。フックポイントを自然にボディ内部に隠す独自の設計により、カバー周りでもストレスなくアプローチ可能。さらに、サイドに設けられたフラット面が水をしっかりと噛むことで、水面下に存在感のある波動を届けます。
フロッグとして欠かせないアクション性能にもこだわり抜かれており、特にドッグウォークのしやすさが秀逸です。通常、シルエットを小さくするとアクションが難しくなりがちですが、カエラは内部のウエイト配置と浮き姿勢を徹底的に追求することで、コンパクトながらも鋭く、キレのある左右の首振りを可能にしました。この機動性の高さは、オープンウォーターはもちろん、カバー際でのピンスポット攻略にも絶大な威力を発揮します。
加えて、ボディ後方には水抜き穴を設けており、使用後のメンテナンスも容易です。これにより、フロッグ特有の水の溜まりによるアクションの低下を防ぎ、常にベストな状態をキープできます。すべてが釣るために計算された、まさに“実戦主義”のフロッグと言えるでしょう。
カエラの使い方
カエラはオープンウォーターでもカバー周りでも使えるオールラウンドなフロッグとして設計されています。基本的なアプローチは、ドッグウォークを主体としたトップウォーターアクション。軽いロッドアクションで首を振らせることで、バスの捕食スイッチを刺激します。
また、コンパクトなボディゆえに、狭いスポットやストラクチャーの奥深くへのキャストがしやすく、フロッグが届かなかった場所にも的確にアプローチ可能です。ウィードベッド、リリーパッド、倒木など、ヘビーカバーでの使用にも最適で、抜群の回避性能と水中への存在感が、フィーディングのバスに強烈なアピールを与えます。
アクションに慣れてくれば、スローなテンポでの誘いやピンスポットでの小刻みなアクションなど、より多彩な演出が可能になり、フィールドやバスのコンディションに応じた柔軟な攻略が展開できます。
“カエラ”は、ただ小さいだけのフロッグではありません。コンパクトでありながら、釣るための性能を徹底的に磨き上げたこのルアーは、フィールドで確かな釣果を約束してくれるはずです。
カエラのインプレ
ジャッカルのカエラのインプレを紹介します。
週明けのフロッグフィッシュ。
カエラを焦らして焦らして、ステイをしっかり入れながらバイトしてきたバス。
アピールならガヴァチョ、巻くならグリンチ&ボトラーグリンチ、小規模エリアの食わせはカエラ。
ジャッカルのフロッグは色んな状況に対応できるラインナップ☆
フロッグ、旬です。 pic.twitter.com/F4IFldB3Vf— 水野 浩聡 (@Hiroaki__Mizuno) June 20, 2018
スティーズフロッグの代替品として、ジャッカルのカエラを買ってみました🤔
サイズは少し小さいです😑
最近、黒いフロッグを好んで使っているので、黒なら何でもよかったです😁 pic.twitter.com/Qse3iJTXmH
— 御の字 (@123sacrifice) July 24, 2025
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