トップウォーターゲームの新たな概念を切り拓くルアーとして、ティムコが送り出す「青天井」。その名の通り、無限の可能性を空に向かって広げるような自由度と創造性を備えたこのルアーは、従来の水面系ルアーにはなかったアプローチでバスを魅了します。キラメキ、金属音、そして緻密に設計されたフックシステムの三拍子が揃った、まさに異次元の存在です。
青天井の特徴
青天井の最大の特徴は、ボディサイズに対して圧倒的な存在感を放つ「巨大ブレード」の搭載にあります。このブレードが水を受けて回転し、左右にロールすることでキラキラとしたフラッシングを生み出します。その輝きは遠く離れたバスの注意をも引きつけ、視覚的な強いインパクトを与える要素として機能します。
さらに、通常のペンシルベイトやポッパーと異なり、青天井はボディの動きを邪魔しないように3本のフックを配置。左右両側と後方という配置によって、ブレードの自由な動きを確保しながら、ルアー全体をコンパクトに仕上げることに成功しました。この3点フックシステムは、トップウォーターでありがちな弱いバイトやミスバイトを確実に拾う設計で、ショートバイト対策としても非常に有効です。
注目すべきもう一つのポイントが「金属音」です。ブレードとフックが接触することで、自然にカチャカチャと音を発生。これが水面で微細な波動とともに広がり、視覚・波動に加えて聴覚にもアプローチする三段構えの誘いを実現しています。
そして、青天井ならではのユニークな構造が「外部ウェイト」。3gの鉛製円錐状ウェイトがリアにぶら下がっており、通常時は安定したキャスト性能と水面での姿勢維持に貢献。状況によってこのウェイトを外すことで、アクション性を優先した近距離戦にも即座に対応できる柔軟性を備えています。
青天井の使い方
青天井は、スロー〜ミディアムスピードでのただ巻きが基本のアクションとなります。キャスト後に水面でブレードを回転させながらロールし、金属音とフラッシングでバスを誘います。このとき、リールの巻きスピードやロッドアクションを調整することで、ブレードの回転スピードや振動幅を変化させ、アピール力をコントロールできます。
特に有効なのは、ベイトフィッシュが表層で泳いでいる状況や、水面が静かな朝夕のローライト時。ブレードの輝きと金属音の組み合わせが、静けさの中で圧倒的な存在感を放ち、周囲のバスに強く訴えかけます。また、ストップ&ゴーや、ロッドを立ててのドッグウォーク的な操作も可能で、追従してきたバスに喰わせの間を与える戦略も取れます。
近距離でのアプローチやより繊細なアクションを出したい場合は、リアのウェイトを外して使用することで、浮き姿勢やアクションレスポンスが変化し、ナーバスなバスへの対応力が格段にアップします。
ティムコの青天井は、単なる奇抜なアイデアにとどまらず、すべての要素が釣果に直結するよう緻密に設計された水面特化型ルアーです。視覚・聴覚・触覚(波動)と三つの感覚を同時に刺激するそのポテンシャルは、トップウォーターゲームにおける新たな戦術の扉を開いてくれることでしょう。
青天井のインプレ
ティムコの青天井のインプレを紹介します。
2023ティムコ新製品、🔥青天井🔥
ブレードのキラメキとロールアクション、フックとブレードの擦れるサウンドでバスを誘う新製品です!! pic.twitter.com/NS4YJfrlhv
— ティムコ バスフィッシング (@tiemco_bass) March 1, 2023
仕事帰りにちょこっと紀ノ川🎣
最近手に入れた「青天井」いい感じ🤤✨🎶✨🎶#バス釣り#ティムコ#青天井#紀ノ川 pic.twitter.com/czjG1wftqf— おっくん (@nanairo0123) June 1, 2023