バスフィッシングの現場で重要な要素のひとつである「見せて喰わせる」戦略。その中でも、ギルネストやクリアウォーターでのサイトフィッシングにおいて強力な武器となるのが、「ベビーギロン」です。このルアーは、実際のブルーギルを思わせる高い再現性と、アクションのキレで、フィールドの中で確実に存在感を発揮します。
ベビーギロンの特徴
ベビーギロンは全長61mm、自重7.8gというコンパクトなサイズ感で、ベイトフィネスタックルやスピニングでも扱いやすいシンキングタイプのジョイントベイトです。最大の特長は、超リアルなブルーギルシルエット。ボディの厚みやヒレの形状、カラーリングに至るまで、本物のギルに限りなく近い仕上がりとなっています。このリアリティは、クリアウォーターのサイトフィッシングやギルネスト上でのピンポイントなアプローチにおいて、バスに見切られない大きな武器になります。
アクション面では、ジョイント構造によるハイピッチS字アクションを搭載。タイトなストロークで滑らかに水を切るその動きは、無防備に泳ぐブルーギルそのもの。さらに、ジャークを加えることで一気にダートさせ、逃げ惑う小魚を演出することも可能。喰い渋るバスに対してスイッチを入れる、まさにトリガーとなる動きが魅力です。
また、フラットサイドのボディによって発生するフラッシング効果も注目ポイント。スイム中に放たれるキラッとした輝きが視覚的刺激となり、バスを遠くからも引き寄せる力を持っています。さらに復刻モデルではフックにフッ素コートが施され、滑らかな刺さりを実現。ショートバイトやキスバイトにも確実に対応できるようブラッシュアップされています。
ベビーギロンの使い方
使い方の基本は、見せてから“逃がす”。バスの視界に入るようにボトムやシャローのギルネストにスローにアプローチし、スイミングアクションで違和感なく見せます。そこからジャークやリトリーブスピードの変化を加えることで、バスの捕食本能にスイッチを入れ、バイトを誘発します。
サイトマーカーが搭載されているので、水中でのルアーの視認性が高く、特にバイトの瞬間を捉える際に大きな助けとなります。ルアーの小さな動きでもアングラーがしっかり把握できることで、タイミングを逃さず確実なフッキングへと持ち込めます。
“見せて、逃がして、喰わせる”というテクニカルな展開に対応できるベビーギロンは、釣果を求めるトーナメンターや経験豊富なアングラーにとって、信頼の一投を提供するギル系ジョイントベイトです。フィールドの状況を読み、確実に魚にアプローチするためのパートナーとして、ぜひラインナップに加えてみてください。
ベビーギロンのインプレ
ジャッカルのベビーギロンのインプレを紹介します。
ベビーギロン半端ない(笑) pic.twitter.com/ZkhxYNBGqX
— ☆アッキィ☆ (@ddjpadabc) May 6, 2015
昨日の釣果
33センチ、ベビーギロンにて、 pic.twitter.com/zBHElNNQiH— たくま (@basstaku1003) April 26, 2017
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