バズジェットは、従来のトップウォータールアーの常識を覆す存在として2003年に登場し、今なお数多くのビッグバスハンターに信頼されている名作ノイジープラグです。独自のバンピーサウンドと不規則なイレギュラーアクションを組み合わせた唯一無二の魅力は、トップウォーターゲームを「ただの表層狙い」から「ディープの魚も浮かせる戦略」へと進化させました。特にバズジェットの放つ水飛沫や音、波動は、湖面が荒れていても関係なくバスを強烈に惹きつける力を持っており、その集魚力の高さは世界中のフィールドで実証されています。
バズジェットの特徴
バズジェットのボディサイズは96mm、ウェイトは30gと非常に投げやすく、遠投性能も抜群です。注目すべきはその内部に搭載された「バリアブルバランサーシステム」で、内部ウェイトがランダムに移動することで、ただ巻きでもルアーにアンバランスなひねりを加え、単調にならないイレギュラーな動きを自動的に発生させてくれます。このシステムが生む重低音のバンピーサウンドは、他のウェイクベイトにはない刺激となり、バスのバイトを引き出します。
また、リアに装備されたステンレス製のオリジナルプロップは、ただ回転するだけでなく、水面の引き波を切り裂き、泡立ちと共に乱流を水中にまで送り込みます。この水流は深場のバスにも届き、表層に魚を浮かせてバイトに至らせる要因となります。さらにプロップはリアフックと不規則に接触し、金属的な“カショカショ”音とフラッシングを発生させ、チェイスしてくるバスの捕食スイッチを刺激してくれます。
スパイクリップと呼ばれるフロント形状は、優れた水掴み性能を持ち、巻き始めと同時にアクションを開始。水をしっかりと受けて乱流を発生させ、トップウォーターでありながら水中にまで強烈な波動を伝える能力は、他のノイジープラグでは再現できない独自の武器です。
バズジェットの使い方
バズジェットは、基本的にはただ巻きでその性能を最大限に発揮します。巻くだけで強烈なバンピーサウンドとともに、水面にしっかりとした引き波を残しながら進行し、バスの注意を引きます。特に濁った水や風の強い日、波立つ状況でもその効果が薄れることはなく、他のトップ系ルアーでは反応しない魚までも浮かせてバイトに持ち込めるほどのパワーを持っています。
また、ピンスポット攻略には、ジャークによる泡を伴ったダイブアクションが有効です。その後の浮上時に発生するプロップのフラッシングや水飛沫は、移動距離を抑えつつバスの視線を集め、タフな状況でも確実に存在をアピールできます。
荒れたコンディションでも安定したパフォーマンスを見せるバズジェットは、シーズンを問わず使える万能型のトップウォータープラグです。激しいバイトと驚異の集魚力を体感できるこのルアーは、トップゲームにおける信頼の一投として、アングラーのタックルボックスに必ず忍ばせておきたい存在です。
バズジェットのインプレ
デプスのバズジェットのインプレを紹介します。
ジャジル63とバズジェットでバスが釣れました。#pr #tulala #tulalajp #jazil63 #ツララ #ジャジル63 #ブラックバス #バス釣り #バズジェット #デプス pic.twitter.com/68uGvZ06nl
— ファビオ 立川 (@fabiotatsukawa) August 9, 2024
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