バスが本当に求めている「リアルな動き」にこだわり抜いて開発されたルアーが、青木唯プロデュースによる「ICHIRIN(イチリン)」です。水面に咲く一輪の花をイメージしたこのプラグは、単なるワカサギ系ルアーではなく、”生きたワカサギ”の動きを本気で追求したニューコンセプトモデル。見に来るけれど口を使わない、そんな気難しいバスに最後の一押しをかける力を持った一品です。ラインナップは55mmサイズの「蕾(TSUBOMI)」と、よりアピール力を高めた70mmサイズの2種類。それぞれに独自の役割があり、状況に応じた使い分けが可能です。
イチリンの特徴
イチリンの開発コンセプトは、「本当に生きているワカサギの動きとは何か?」を突き詰めたことにあります。従来のワカサギ系ルアーがデッドフィッシュのような動きを模していたのに対し、イチリンは瀕死状態でも尾びれを震わせて泳ぐリアルなワカサギの様子を再現することに成功しました。これにより、見に来たバスにスイッチを入れるだけでなく、実際のバイトにまで持ち込むことが可能になっています。
イチリン55Fは、長さ55mm、重さ1.8gのフローティングタイプで、小型ながら繊細な演出が可能なモデルです。一方のイチリン70Fは70mm、3.3gと少し大きめで、より遠くからバスを引き寄せる力を持っています。どちらもリアルな尾びれの動きとスローな表層アプローチが持ち味で、特にナーバスな状況やクリアウォーターでの釣りに威力を発揮します。
ルアーにはスイベルアイが採用されており、フックのバレを防止。アイポジションの固定により、意図したアクションを安定して演出できる設計です。また、使用時には水温やラインの太さによってルアーの姿勢が変化するため、スナップやリングサイズの調整でベストな状態にセッティングすることが推奨されています。
イチリンの使い方
イチリンの基本的な使い方は「ただ巻き」と「瀕死アクション」の二つ。まず、ただ巻きでは水面直下をスローに引くことで、リアルな小魚の遊泳を再現します。特に表層を意識しているバスには効果絶大で、警戒心を与えずに口を使わせることができます。
もう一つの瀕死アクションは、イチリンの真骨頂とも言える誘い方です。スローに巻きながら時折ポーズを入れることで、あたかも力尽きかけたワカサギが水面を漂うかのような動きを演出。見に来たバスが諦めかけた瞬間に口を使わせる、そんな場面を何度も生み出してくれます。
70Fモデルでは、フロント・セカンド・サードの3つのアイポジションを使い分けることで、ノーマルな表層引きからロールアクション、さらにはダイビングアクションまで幅広く対応。フィールドやバスの活性に応じて、戦略的にアプローチが可能です。
イチリンは、ただのワカサギルアーではありません。あらゆる小魚パターンに対応し、魚に見切らせない本物の動きで価値ある一尾を確実に仕留めることができる、新時代のワカサギ系プラグです。
イチリンのインプレ
Dスタイルのイチリンのインプレを紹介します。
本年度初 #桧原湖 は2匹😑
Dスタイル イチリンも初 pic.twitter.com/cfBEZOY9P6— MK (@MK__fishing) May 1, 2023
新発売のイチリン55F “蕾”
オリジナルサイズのイチリン70と比較するとこんな感じです
ベイトフィッシュのサイズに細かく合わせて使い分け出来そうですね!
釣れそぉ〜!
PR#DSTYLE#ディスタイル pic.twitter.com/b3ClE5vEMD
— KOBA@大遊魚場 大江川 (@yo_jikoba) March 1, 2024