水面を切り裂くような跳ね上がりアクションで、ビッグバスの捕食スイッチを一瞬で入れてしまう「サカマタシャッド8インチ」。その存在感とアピール力は、広大なフィールドからピンスポットまで幅広く対応し、確実にバスをバイトに導いてくれる信頼の一本です。特に重心設計にこだわったヘビーウェイトモデルは、ウェイトチューン不要で抜群の操作性を実現しています。
サカマタシャッド8インチの特徴
サカマタシャッド8インチは、その名の通り8インチという大きなサイズと、全体重量41gという圧倒的なボリュームを誇るヘビーウェイトモデルです。ソルト含有量65%という極端な高比重設計により、遠投性能や沈下スピードが大幅に向上し、ボトムや中層の攻略が格段にしやすくなっています。それでも上部にはソルトを含まず、低重心設計によりアクションバランスは安定。サイズが大きくなっても、ダートや跳ね上がりアクションが破綻しない点は大きな魅力です。
独特の跳ね上がるアクションを生む要となっているのが、ボディ両側面に設けられたキールです。このキールは水を受け流しながら下方向へ作用する力を加えることで、ルアーを跳ね上げるようなアクションを自然に発生させます。まるでベイトフィッシュが水面へ逃げ惑うようなリアルな挙動で、バスの捕食本能を強烈に刺激してくれます。また、このキールが舵の役割も果たすため、ダートアクションがブレずに安定するという機能的な利点も備えています。
テールはリアルな二股構造を採用しており、ダートアクションに呼応してしなやかに揺れ動きます。尾ビレを震わせながら逃げるベイトフィッシュそのもののような演出は、視覚的にもバスを惹きつける要素として非常に有効です。
マテリアル面でも、ただの高比重設計ではありません。ソルトの配合率をコントロールすることで、自然な白濁を生む視覚的な存在感や、キャスタビリティ、操作感のバランスを最適化しています。ノーマルモデルとは異なるヘビーウェイトならではのレスポンスは、タフコンディション下でもアドバンテージとなるでしょう。
サカマタシャッド8インチの使い方
サカマタシャッド8インチの真価を引き出すには、やはりノーシンカーでのダートアクションが基本です。水面直下でトゥイッチやジャークを加えることで、キールが水流を受け、鋭く跳ね上がるダートを繰り返しながら、逃げ惑うベイトフィッシュのような演出が可能となります。この時、フックをやや反らせてセットすることでキール効果がより強調され、ダートの角度やキレがさらに増します。
また、スプリットショットリグやキャロライナリグを使えば、ボトムでの跳ね上がりアクションも有効です。バスの死角から突如として跳ね上がる動きは、視覚と音による強烈なアピールとなり、リアクションバイトを誘発します。水面から中層、そしてボトムと、レンジを選ばず使える万能性もこのルアーの大きな魅力です。
フックは#6/0のオフセットフックが推奨されていますが、十分なボリュームとマテリアルの弾力性により、フッキング性能も非常に高く、ジグヘッドやヘビーキャロなどにも自在に対応できます。
大きなシルエット、高比重による遠投性能、跳ね上がりアクションによる強波動、そして抜群のフックセッティング性と、サカマタシャッド8インチはフィールドを問わず信頼して使えるスティックベイトです。広大なフィールドでビッグバスを獲りに行くアングラーには、まさに外せない一本となることでしょう。
サカマタシャッド8インチのインプレ
デプスのサカマタシャッド8インチのインプレを紹介します。
ヒラメ遠征DAY3
今日はボートででかいワームで釣るが目標!
到着して早々にdepsのサカマタシャッド8インチでいいサイズのヒラメをキャッチ!
その後ジョルティなどで数匹釣れてくれて最高の1日でした!#blueblue #fishman pic.twitter.com/E71L3Sv2sZ
— 山本 斐琉 (@TQYs6CPgfJY7HQc) July 4, 2025
台風の影響?まあまあ風が強かったので、久々に東岸メインの展開。
ギルというより、ハスがメインベイトっぽいので、サカマタシャッド8インチのハードジャーク。
フックはインフィニ7/0にキャロダンスイベルをスプリットリングで直結してます。
ロクマル、59、50他でした。 pic.twitter.com/loVUmKJBc5— KIMKEN®(Kenta Kimura) (@kentakimura5727) July 3, 2018
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