PR

コイケRのインプレと使い方

スレたバスに対しても確実に口を使わせるために作られた“毛玉系ワーム”の進化版、それがハイドアップの「コイケR」です。旧コイケのコンセプトを踏襲しつつ、より実戦的なバランスと使いやすさを追求して作られた本作は、ただのフォローベイトではなく、最前線で活躍する食わせの主役としても使える実力派ルアーです。シンプルな構造ながら、無限の可能性を秘めた唯一無二の存在です。



コイケRの特徴

コイケRは、重さ約3gと扱いやすいウェイトに設定されており、ライトリグとして幅広いアプローチに対応します。外観は球状のボディに繊細な“毛”がびっしりと植えられた構造で、特に注目すべきはこの“毛”が水中で生み出す微細な波動です。動かさずとも毛が水を捉えてゆらゆらと揺れることで、バスに警戒心を与えることなく自然に誘い、スレた状況でも高確率で口を使わせることができます。

この“止めていてもアクションしている”という特性が、コイケR最大の武器であり、視覚と波動の両面からバスを刺激します。ジグヘッドにセットすれば即席ラバージグに、ノーシンカーやダウンショット、スプリットショットにも簡単に対応可能で、アングラーの発想次第で無限のセッティングが楽しめます。

5個入りというパッケージも実戦的で、遠征やトーナメントでも安心して使えるコストバランス。保管の際は、他のワーム素材と接触させると溶ける可能性があるため、必ず単独での保管を心がけましょう。

コイケRの使い方

コイケRの基本的な使い方は、ジグヘッドに装着しての中層スイミングまたはボトムステイです。ボトムで放置しているだけでも“毛”が水を捉えて常にアピールしてくれるため、アングラー側がアクションを加える必要がありません。集中力を切らさずに釣り続けられる点でも非常に優秀です。

また、ダウンショットやキャロライナリグとの相性も抜群で、ボトムをズル引きしている最中やステイ時に、じわじわとバスにプレッシャーをかけ、最終的に口を使わせる“我慢の釣り”に最適です。クリアウォーターではマスバリでの吊るしも効果的で、視覚的アプローチを重視したサイトフィッシングにも対応します。

タックルは、ライトアクションのスピニングにフロロカーボン3〜5lb、またはパワーフィネスのミディアムクラススピニング+PEラインが推奨されます。さらに、10lb以上のフロロとミディアムアクションベイトロッドを使用すれば、カバー撃ちやライトフリッピングにも対応できるなど、対応力の広さも魅力です。

カラーラインナップも充実しており、グリーンパンプキンやスカッパノンなどのナチュラルカラーに加え、チャートグリーン・ゴールドFやシニカケギルなどのアピール系カラーも用意。フィールドの状況やバスの反応を見ながら、最適なカラーで狙い撃つことができます。

「毛で誘い、玉で喰わせる」――コイケRは、そのシンプルながら奥深い構造で、アングラーの引き出しを広げてくれる万能ルアーです。タフコンディション時の切り札として、常にボックスに忍ばせておきたい一粒です。

コイケRのインプレ

ハイドアップのコイケRのインプレを紹介します。