ナチュラルな艶めきと絶妙な震えでベイトフィッシュをリアルに演出する「フリルドシャッド」。スイミングだけでなく、移動距離を抑えたホバストなど繊細な釣りにも対応し、プレッシャーが高まるフィールドでこそ真価を発揮するスイムベイトです。水を受け流す独特なリップ形状とロールアクションの組み合わせが、セレクティブなバスの視覚と本能を同時に刺激します。
フリルドシャッドの特徴
ワカサギやモロコなど、全国の様々なフィールドに生息する流線型ベイトフィッシュを忠実に再現した「フリルドシャッド」は、そのボディフォルムと質感にこだわり抜かれたリアル系ソフトベイトです。特に目を引くのは、頭部上に広がる独特の扇状リップ。これが水流を受け流すことで、ボディが身震いするような微細な震えを生み出し、バスに強烈なナチュラルアピールを実現します。
この「身震いアクション」はただのブルブル震える動きではなく、ボディ全体をロールさせる明滅効果を含んでいます。ソフトベイトならではの素材感と合わさり、リアルな魚の動きに極めて近い艶めかしいアクションを生み出します。特にディープグルーブ部分に含まれる空気が、日差しや水中の光を反射し、まるでベイトフィッシュのウロコのようなフラッシングを演出。見切られやすいクリアウォーターでも、最後の一押しとなる視覚的インパクトを与えてくれます。
ボディマテリアルには、背面にソルト含有量0%、腹側には10%(クリアカラーは全体で0%)という設計が施されており、浮力のバランスとフォール姿勢を安定させています。さらにリアルなアイが別パーツで装着されており、見た目の完成度は圧倒的。針持ちの良い低比重マテリアルは、ミドストやホバストなど繊細なリグとの相性も抜群です。
フリルドシャッドの使い方
フリルドシャッドは、その設計上、ジグヘッドとの相性が非常に良好で、ただ巻くだけでロールアクションと明滅効果を発揮します。初心者でも簡単に使える操作性を持ちながら、そのアクションは極めて高度。難しいと言われるミドスト(ミッドストローリング)を意識せずとも、タダ巻きで同様の効果が得られる点が大きな利点です。
また、ホバストでの使用時には、リップが水流を受けるブレーキとなり、移動距離を抑えたピンスポットでの誘いが可能になります。杭や岩盤といった縦ストラクチャーを狙う場面では、フリルドシャッドの自発的アクションと明滅効果が、バスの捕食スイッチを確実に押してくれます。
テールはキールやリップによるボディアクションに追従しながら揺らめき、よりリアルなベイトフィッシュの動きを再現。スローリトリーブでもしっかりとアクションするため、低活性時やプレッシャーが高い状況でも威力を発揮します。
高精度な造形とアクション設計により、ナチュラル系ベイトに見切られる場面でこそ頼りになる「フリルドシャッド」。ベイトフィッシュをメインベイトにしているフィールドでは、欠かせない存在となるでしょう。
フリルドシャッドのインプレ
デプスのフリルドシャッドのインプレを紹介します。
ステルス5+フリルドシャッド
ここ1ヶ月ぐらいちょこちょこ投げてたけど、ビッグベイトの集魚力とライトリグの食わせ力を両立してるような釣りやな、これはズルいわ…笑
ただ意外とサイズが選べないのと、使い所とか使うタイミングとか限定的かな?って印象。#バマスト pic.twitter.com/GSbSpHmOHm
— Ryu Kawakami (@11RyuK11) October 27, 2024
フリルドバマで霞ヶ浦本湖の2kgオーバーげっちゅ👍
バス持ち写真忘れた笑
#霞ヶ浦
#deps
#フリルドシャッド pic.twitter.com/IgLMAhshu5— あ き と 〈 遠藤 晟大 〉 (@Bass_Akito) February 1, 2025
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