稲妻のようなスピード感と、丸みを帯びた愛らしいフォルムで注目を集める「レベルクランクピング」。その見た目からは想像できないほどのパワフルなアクションと高い実釣性能で、特にクランクベイトとシャッドプラグの中間を求めるアングラーにとって、頼れる存在となるルアーです。フィネスな展開からストラクチャー絡みの攻めまで幅広く対応できる「PING(ピング)」は、バスの捕食本能を刺激する新たな一手として活躍します。
レベルクランクピングの特徴
全長32.5mmという超コンパクトサイズながら、そのボディには大きな工夫が詰まっています。まず目を引くのは、球体に近いファットボディと、それを活かすためのセミロングリップ。この形状と設計によって、水中でのブリブリとした力強いアクションを実現し、見た目以上の波動を生み出します。特に中層のリトリーブでは、シャッドプラグには出せないクランクベイト特有のパワーを発揮し、安定したハイピッチスイミングを見せてくれます。
また、ボトムコンタクト時には跳ねるようなアクションで障害物を巧みに回避し、縦横無尽にボトムを駆け回ります。その結果、バスの捕食スイッチを強く刺激し、リアクションバイトを誘発します。PINGの特徴は、そのコンパクトな見た目に反して強い水押しを持ち、シャッドでは弱すぎ、クランクでは強すぎるという場面において絶妙な立ち位置を保つことができる点です。
レベルクランクピングの使い方
レベルクランクピングは、その独自の設計により様々な使い方が可能です。基本的にはミディアムリトリーブで中層を引くことで、しっかりとした存在感を出しながらナチュラルにアピールすることができます。また、ボトムに当てながらのリトリーブでは障害物を回避しつつトリッキーな動きを演出するため、ストラクチャー周りの攻略にも非常に効果的です。
さらに、シャッドプラグのような繊細さを持つことから、スレたフィールドやプレッシャーの高い状況でも違和感なく使うことができます。ただし、繊細なアクションを重視して作られているため、使用前にはトゥルーチューンを施すことをおすすめします。これにより、PING本来のポテンシャルを最大限に引き出し、思い通りのアクションを演出することが可能になります。
フィールドの状況に合わせて、ナチュラルにもアグレッシブにも使い分けられるレベルクランクピング。小粒ながら大きな存在感を放つこのルアーは、確実にアングラーの武器となるでしょう。
レベルクランクピングのインプレ
レイドジャパンのレベルクランクピングのインプレを紹介します。
レベルクランクピング pic.twitter.com/2E8e54eT09
— 𓀦 ᴛᴏᴍᴀʜᴀᴡᴋ 𓆛 (@Q_DESAFIO_Q) June 28, 2023
本流がダメそうなので夕方から支流へ
レベルクランクピング巻いて小バス×1
例年よりバス減った? pic.twitter.com/hUCZSmvgbc— 徳 (@tk_fs_fishing21) September 1, 2024