視覚的なリアリズムと操作性の両立を極めた、ジョイント系ソフトスイムベイト「オサカナスライド170」は、静のオサカナスイマーとは対照的に、スライドアクションとスピード感でバスのリアクションを引き出す、まさに“動”の刺客です。止まったままのアプローチで口を使わない魚に対して、突如としてスイッチを入れるスライドアクションは、スレたバスにこそ試してみたい強力な武器です。
オサカナスライド170の特徴
オサカナスライド170は、170mm・約46gのボディにセミリップとインラインスルー構造を搭載し、水中での安定感と操作性を両立させた高性能なソフトスイムベイトです。下顎に設けられたセミリップは、水をしっかりと掴むことでルアーの飛び出しを抑制するとともに、首振りアクションのトリガーとして機能します。これにより、ファーストアクションから華麗なテーブルターンへと繋がり、アングラーの入力次第で艶やかにも、鋭くも動かすことができます。
特に秀逸なのが、直線的かつクイックな動きが可能なロッドワークとの組み合わせ。デジ巻きや首振りによるスライドアクションは、ただ泳ぐだけのスイムベイトとは一線を画す攻撃的なアプローチを可能にし、リアクションバイトを誘発するのに最適です。
浮力設計にも工夫が施されており、メインボディと後部にそれぞれ浮力体を内蔵。アシストフックを装着した状態ではスローフローティング〜デッドスローシンキングに設定され、さらに腹部にネイルシンカーを加えることでシンキングチューンも可能になります。これにより、完全水平姿勢でのフリーフォールが実現し、静と動を組み合わせたアプローチで魚に強烈なインパクトを与えることができます。
また、特製アシストフックを標準装備しており、トラブル回避とフッキング精度の両立にも配慮。インラインスルーシステムによってフックがフリーになる構造は、魚とのファイト中のバラシを軽減し、同時にボディへのダメージも最小限に抑えています。
オサカナスライド170の使い方
オサカナスライド170は、その名の通り「スライドアクション」を軸に据えた使い方が基本となります。首振りアクションを引き出すためには、ロッドワークやデジ巻きによる入力が効果的で、ジャークベイトのように動かすことで、止まっている魚を突如スイッチオンにするリアクションバイトを誘発します。
また、デッドスロー〜ファーストリトリーブまで幅広いスピード域に対応しているため、通常のスイミングでも高いパフォーマンスを発揮します。低速〜中速ではスラロームアクションで水中を漂い、高速ではテールを大きく振って直進するため、魚の反応を見ながらスピードに緩急をつけた演出も効果的です。特に、サイトでの追尾時に高速リトリーブへ切り替えると、反応が鈍かったバスにスイッチを入れることができます。
さらに、バックウォーターや河川などの流れの強いエリアでは、ミノープラグのように使用することでナチュラルかつ強力なアピールが可能です。フリーフォールで見せてからのスライド、あるいはストップからの再始動など、多彩なアクションでアングラーの意図を忠実に再現してくれる操作性は、まさにサイトフィッシングにおける切り札的存在といえるでしょう。
オサカナスイマーと使い分けることで、「静」と「動」の両面からバスにアプローチする戦略が完成します。アングラーのテクニック次第で無限の可能性を秘めたオサカナスライド170は、現代のフィネスにもパワーゲームにも対応する次世代のスイムベイトです。
オサカナスライド170のインプレ
レイドジャパンのオサカナスライド170のインプレを紹介します。
ちょっと時間ができたので鶴見川デーゲーム
オサカナスライド170の1本勝負で行ってきました!
結果はチヌが何度かうしろついてきただけで釣れませんでしたオサカナスライド170の動きはいいかんじ
そしてなんと(続く pic.twitter.com/mwLz7k5nGM
— lure_kotaro (@lure_kotaro) October 2, 2023
昨日は台風後の初琵琶湖へ💨
朝からゲリラ豪雨に邪魔され雨雲から逃げてながらの展開。
一気に増水したシャローは魚入ってきているのをスポットを見つけてから👀
新製品オサカナスライド170で3キロクラスとフォローのフィネスティックDSスイミングでポロポロ🐟水中は着実に秋へ向かってる様子でした👀 pic.twitter.com/Yp1Y7paSUs— 近松卓二 GOMガイドサービス (@takuji1113) August 17, 2023
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