表層の一点で食わせる、コンパクトでキレのあるフィネストップウォーターとして注目される「エビダンス」は、カバーが絡む複雑なシチュエーションでも臆することなくアプローチできる高機能ルアーです。高浮力、根掛かり回避性能、そしてアクションレスポンスの高さという三拍子が揃ったエビダンスは、近年のハイプレッシャーフィールドにおいて強力な武器となります。
エビダンスの特徴
エビダンスの最大の特徴は、発泡エラストマー素材を使用している点にあります。従来のエラストマーよりもさらに高い浮力を確保しており、水面直下にダイブすることなく、しっかりと表層に浮いたままアクションを繰り返すことができます。これにより、トップウォーターゲームにおいて最も重要な“見せ続けて誘い続ける”という要素を高次元で実現しています。
ボディは全長55ミリ、重さは約3.2グラムとコンパクトで、扱いやすいサイズ感。素材の特性により、ロッドアクションに対して非常に素直に反応し、短い距離での鋭いターンやポッピングアクションも可能。特に、瞬時に水を含み抜けるようなドッグウォークアクションは、まさにバルサ製ハードルアーのようなキレ味で、トップウォーターでは珍しい鋭さとナチュラルさを両立しています。
さらに、ボディ中央には大きなスリットが設けられており、フッキング時には素材がしっかりとたわみ、フックポイントが確実に露出。根掛かりに強いだけでなく、実際のキャッチ率も高いという、フィネスルアーとして非常に理にかなった設計がなされています。
味と匂いの天然集魚成分も配合されており、アクションで誘うだけでなく、嗅覚でもバスの捕食本能に訴えかけます。さらに、フックやネイルシンカーの刺しやすさ、抜けやすさにも配慮されており、通常のエラストマーワームよりもセットのしやすさと使用感の良さが際立っています。
エビダンスの使い方
エビダンスの基本リグはノーシンカー。推奨フックはハヤブサのT.N.S.オフセット#1/0で、適度なフックサイズによりボディとの一体感を保ちながら、バイト時にはしっかりとフッキングに持ち込むことができます。
使い方は、カバー周りでのショートキャストから始まり、その場で鋭くクイックに首を振らせるようなドッグウォークが基本。足元や岸際、浮きゴミのシェード、オーバーハングの下など、魚が浮きやすいピンスポットで、最小限の移動距離で誘い続けることがポイントです。
また、適度な引き波を発生させながらのポッピングも有効で、軽くラインを弾くようなアクションで、まるで水面を逃げ惑う小動物のような演出が可能です。バスが見切りやすいクリアウォーターや晴天時にも、エビダンスのコンパクトなシルエットとナチュラルなアクションは大きなアドバンテージとなります。
専用のブリスターパッケージにはフックを付けたまま収納できる工夫も施されており、実釣時の準備や交換もスムーズ。トップウォーターの戦略に“繊細な攻め”という選択肢を与えてくれるエビダンスは、釣果に繋がるフィネスベイトとして、これからの新定番になっていくことでしょう。
エビダンスのインプレ
OSPのエビダンスのインプレを紹介します。
エビダンスが釣れるエビデンス🦐
それは発砲エラストマーという素材による動きのキレの良さと水噛みの良さで魚を呼べるということ🔥
PEラインはハードブルの1号直結で、結構飛距離も出せたり、遠くでもしっかり動いてくれるのでめちゃやりやすい!#osp#室生ダム#pr pic.twitter.com/p9V2hDROfj
— 波呂 魁人 (@_hello_kai_) June 2, 2025
千葉県の長門・将監川での2日間のYouTube撮影が終わった。
今日はエビダンスのトップ攻めとスピンナッツ65でマシンガンキャスト👉マシンガンバイト(MCMB)Dayだった。
他にブリッツMRやハイピチャー3/8ozなども活躍した今回のロケ。
来週末にここで開催されるOSP•T.Namiki-cup… pic.twitter.com/4e9BJqqBQk
— Toshinari Namiki並木敏成 (@TNamikiOfficial) June 6, 2025