夏場や晴天時、バスがなかなか口を使わない時間帯。そんな“タフタイム”でも、意外とバスの反応が得られるのが水面です。「タフバグ」は、ハイプレッシャー下での“水面”を最大限に活かすために開発された、食わせ系トップウォーターポッパー。ノリーズが提案するこのルアーは、繊細なバスの警戒心を解きほぐし、なおかつアングラーにとって扱いやすい操作性を兼ね備えた、まさに現代のフィールドに対応した新しいスタンダードです。
タフバグの特徴
タフバグの設計思想は、「タフな状況下でもバスを引き出す」という一点に集約されています。最も特徴的なのは、その“控えめ”かつ“ナチュラル”なアピール力。浮き姿勢はテールを少し沈めた形で、ピンスポットに静かに着水し、派手すぎない自然なポップ音とスプラッシュを生み出します。このナチュラルさが、スレきったビッグバスにも違和感を与えることなく口を使わせる鍵となっています。
さらに、移動距離を抑えたドッグウォーク性能もタフバグの大きな魅力です。狭いポイントで何度もアクションを繰り返しながら誘うことができるため、ピンスポット攻略において非常に有効。ダイブを交えた変化のあるアクションで、バスのスイッチを入れることができます。
サイズ展開は2種類あり、「65」は64mm・8.8gでベイトキャスティングタックルに最適化されながら、スピニングタックルでも扱える汎用性を持っています。一方、「ビッグ80」は81mm・17.4gで、よりパワーのあるタックルとの相性が良く、ダブルフックチューニングにも対応するアイマウントを装備。カバーの奥へと攻め込むセッティングにも対応し、ロングキャスト性能も強化されています。
また、カラー展開には「生(ナマ)」がつくリアル系カラーがあり、本物のベイトフィッシュ画像をベースにしたプリントに加えて、反射プレートやホロ、ラメでリアルさとアピール力を融合。視覚的な違和感を減らしつつ、存在をしっかり主張するバランスの良さも魅力です。
タフバグの使い方
タフバグの使用法で基本となるのは、ドッグウォークを主体にした一点集中アクションです。テールを少し沈めた独自の姿勢により、軽くロッドを操作するだけでキレのある首振りアクションを実現します。これは特にカバー周りやオーバーハング下のような限られた空間で真価を発揮し、バスの視界に長くルアーをとどめることができるため、食わせのタイミングをしっかり作り出せます。
また、ポッピングだけに頼らず、ドッグウォークと組み合わせることで変化のある誘いが可能。風が弱く、水面が静まり返ったタイミングでは、ポップ音を控えめに、逆に風が出てきたときにはやや強めにポッピングさせることで、状況に応じたアプローチができます。
タフバグは、ただの小型ポッパーではなく、タフコンディションにこそ力を発揮する“水面の食わせ”を追求したトップウォータープラグです。プレッシャーの高いメジャーレイクやトーナメントシーンでも、自信を持って投入できる頼もしい一本として、ぜひタックルボックスに加えてみてください。
タフバグのインプレ
ノリーズのタフバグのインプレを紹介します。
タフバグ、フィッシュ🐟
健康体のいいバスでした🥰ありがとう😉 pic.twitter.com/Bf6qe9UDj4
— にゅーさん (@tomo1005nt) August 3, 2025
減水中の阿武川ダムへ🎣
風は吹くけどローライト☁️
じゃあトップでしょ‼️って事で視認できるレンジしかやらないプラン😁
タフバグ65でプリ、フラチャットSで半プリ、ラストはエアロツイスターで50up含むアフター連発で計6発👍
遠投トップ用のHB680M×PE3号×ナノダックスのセッティングが良きでした😁 pic.twitter.com/3EivchnOSW— みつだ てつろー (@_nira_0805) May 21, 2025