バスフィッシングの世界において、トップウォータープラグの魅力は「見せて、浮かせて、喰わせる」ことにあります。その中でも新たなカテゴリーとして注目を集めているのが、縦波動I字系プラグ「フカベイト」。そして、その進化形として登場したのが「ジョイントフカベイト」です。ジョイント構造を取り入れることで、より複雑で緻密なアクションを実現し、メジャーレイクのタフなバスに対しても高い効果を発揮するルアーに仕上がっています。
ジョイントフカベイトの特徴
ジョイントフカベイトは、その名の通りジョイント構造を採用することで、フカベイトの持つ“縦波動”をさらに複雑に、そしてナチュラルに進化させたトップウォータープラグです。127mmという存在感あるボディに、ABS素材を使用することで、視覚的にもリアルな反射と存在感を発揮。フローティング仕様ながらも、静かに水面で存在を主張できる“サイレント”設計が、警戒心の強いビッグバスにとって違和感のないアプローチを可能にしています。
ジョイント化されたことで、従来のI字引きに安定性が加わり、やや速めのリトリーブでも姿勢を崩さず、一定のスピードで引き続けることができます。これにより、今までよりも広範囲を効率良くサーチすることが可能になり、よりテンポよく攻めていく釣りにも対応できるようになりました。
もちろん、「フカフカシステム」も健在です。スイベルを介して装着された大型ブレードは、回転することなく左右に大きくスイングし、その重さと慣性によってボディに独自の縦方向の揺れを生み出します。この“フカフカ”アクションが、静かな水面でもしっかりと波動を発生させ、スレたバスをも浮かせる大きな力となります。
ジョイントフカベイトの使い方
ジョイントフカベイトの基本的な使い方は、I字引きと呼ばれる、ロッドアクションを加えずに一定スピードで巻き続けるリトリーブです。特に重要なのは、ブレードがボディに当たらない程度の低速を保つこと。これにより、“フカフカ”アクションを最大限に活かすことができます。ジョイント構造の効果により、スローリトリーブだけでなくやや速めのテンポでも安定した動きが維持できるため、魚の活性やフィールドの状況に応じてリズムを変えながら広範囲をカバーすることが可能です。
また、メジャーレイクやプレッシャーの高いフィールドでは、視覚的なアピールに頼らず、ナチュラルな波動と動きでバスを誘うことが求められます。ジョイントフカベイトは、ABSボディによる自然な反射と、静かで力強い縦波動により、まさに見切らせないアプローチを実現しています。
ジョイントフカベイトは、ただの進化版ではなく、縦波動I字系というジャンルをさらに一段上のレベルへと押し上げるトップウォータールアーです。そのナチュラルで強い波動を、ぜひ現場で体感してみてください。
ジョイントフカベイトのインプレ
ノリーズのジョイントフカベイトのインプレを紹介します。
なんとか本命ふたつゲット(*´Д`*)!#フカ活#ジョイントフカベイト pic.twitter.com/jGPfzemSs1
— ヒジマン (@hijimnk1031) October 1, 2023
サイトお手本フィッシュ。アプローチ精度命です。
大好きなタックルで釣れると嬉しさ増しますね🥰
・ワイルドサイドWSC69MH
・アブソルートBBM20ポンド
・ジョイントフカベイト
超低伸度ナイロンであるアブソルートBBMの掛け感はナイロンとは思えませんね。掛けきった感覚が伝わるので安心感あります😁 pic.twitter.com/deYLMuTmR8— 高梨洋平 裏磐梯桧原湖・猪苗代湖フィッシングガイド (@takanashi_0401) August 1, 2023