バスフィッシングの世界で、新たなアプローチをもたらすのがチキータフロッグです。全長38mmという超コンパクトな中空フロッグでありながら、カエルだけでなく昆虫までも演出できる万能さを備えています。監修を務めた内山幸也氏の意図は、小規模フィールドや虫をメインベイトとする状況で、従来のフロッグではカバーしきれなかった領域を開拓することにあります。軽量ルアーに対応したベイトタックルはもちろん、PEラインをセットしたスピニングタックルでも扱いやすく、オカッパリアングラーにも適した仕様です。
チキータフロッグの特徴
チキータフロッグは、38mm・6.2g(ティンセル仕様は5.3g)の極小ボディを採用し、虫や小型ベイトフィッシュのシルエットを忠実に再現します。深い喫水設定によって風や波の影響を受けにくく、水噛みの良さを実現。これにより操作性が向上し、ショートバイトでもしっかりと吸い込ませてフッキングに持ち込むことが可能です。フロントにはカップを設け、70mmのロングスカートと組み合わせることで、移動距離を抑えた首振りアクションを容易に演出できます。さらに、シリコン製スカートは透明感と発色性に優れ、水中での存在感を高めると同時に、ボディの浮力を抑えて喫水を下げる効果もあります。ティンセルスカート仕様では軽量化され、より繊細な着水と自然な波動を実現。トンボやバッタなど昆虫類を偏食するバスにも効果的です。搭載されるサクサスフックは、従来比で最大40%の貫通力向上を実現し、小さなアタリも逃しません。
チキータフロッグの使い方
チキータフロッグの使い方はシンプルながら奥深く、虫系トップウォータープラグの感覚で使用できます。キャスト後、カバーの際や岸際に着水させ、ロッド操作で小刻みに首を振らせながらその場でじっくり誘います。フロントカップが生む抵抗とロングスカートの引きによって移動距離が短くなり、狭いスポットでも長時間アピール可能です。ポストスポーン期や真夏のカバー下など、バスが水面を意識するタイミングで特に威力を発揮します。ティンセルスカート仕様では、虫が羽ばたくようなナチュラルな波動を生み、プレッシャーの高いフィールドでも口を使わせることができます。ベイトタックル、スピニングタックルいずれでも扱いやすく、フィールドや状況を問わずトップゲームの楽しさを存分に味わえるルアーです。
チキータフロッグのインプレ
ダイワのチキータフロッグのインプレを紹介します。
2020 7月発売新製品
STEEZチキータフロッグ
追加カラー🐸🐸🐸内山幸也テスター監修のチキータフロッグにティンセルスカート仕様を含む、追加カラーが登場。いよいよ今週全国の釣具店様に発送になります。#daiwa#daiwaworks #スティーズチキータフロッグ pic.twitter.com/FdYPb5PpXI
— DAIWA BASS【Ultimate BASS】 (@daiwaworks) July 6, 2020
かなりアバウトな計測だけどダイワのチキータフロッグぴょん吉カラーで40と30ぐらいのが出た
丸のみなもんでフッキング率かなり高くフロッグの欠点を克服してると思う pic.twitter.com/b4uTHrT4l1— 10ベイ (@_10bay) June 28, 2019