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ビハドウのインプレと使い方

トップウォーターゲームにおいて「スロー」と「ナチュラル」を極限まで突き詰めたルアー、それがノリーズの「ビハドウ」です。ブランド初のダブルスウィッシャーとして登場したこのルアーは、従来のダブルスウィッシャーが持つ派手なアクションやスプラッシュとは一線を画し、繊細な波動で魚を惹きつけるための設計が施されています。水面直下で静かに、しかし確実に存在感を伝える――そんなトップウォーターを求めるアングラーにとって、ビハドウは新たな武器となる存在です。



ビハドウの特徴

ビハドウは、「80」と「110」の2サイズがラインナップされています。サイズはそれぞれ82mmと108mm、ウエイトは10gと14gで、扱いやすさとキャスタビリティのバランスが取れた設計となっています。特に注目すべきは、そのプロップの設計思想です。前後に装着された小ぶりな2枚のプロップは、それぞれ逆回転するように配置されており、速やかに回転を始め、細かなピッチで水を刻むことで微波動を発生させます。

この波動は、あくまでも控えめでナチュラル。スローなストレートリトリーブでは、ボディが生む緩やかなV字波の中に、プロップの繊細な揺らぎが溶け込むような形となり、まさに小魚が水面直下を泳ぐ自然な波紋を再現しています。さらに、超デッドスローでもプロップは確実に回転し続けるため、アングラーのテンポや状況に応じて自由自在に演出が可能です。

内部にはバックロールウエイトが搭載されており、キャスト時の飛行姿勢が安定。静かな着水音と共にピンスポットへ落とし込むことができ、プレッシャーの高いフィールドでも違和感なくアプローチできます。また、プロップにはNORIESのロゴが刻印されており、細部まで作り込みに妥協がないのもポイントです。

ビハドウの使い方

ビハドウの基本的な使い方は、ストレートリトリーブです。特に効果的なのは、スーパースロー~デッドスローでのリトリーブ。極めて遅いスピードでも前後のプロップが確実に回転し、微細な波動を持続的に発生させるため、魚にルアーの存在をじっくりと伝えることができます。これは、活性の低いバスやスレたフィールドで特に有効です。

また、トゥイッチやショートジャークを加えることで、少しだけ水面を割るような動きも演出可能。静と動を織り交ぜることで、スイッチの入りにくい魚にもリアクションを誘える場面があります。水面が静まった朝夕のローライトタイムや、風がやんだタイミングでの使用がおすすめです。

「ビハドウ」は、派手なアクションではなく、ナチュラルな波動と存在感で勝負する、新時代のトップウォータープラグです。トーナメントレイクや野池、さらにはプレッシャーのかかった大型フィールドまで、その静かなるアピール力でバスを確実に引き寄せる力を、ぜひ体感してください。

ビハドウのインプレ

ノリーズのビハドウのインプレを紹介します。