バスフィッシングにおいて、どんな状況でも安定した釣果を出せるルアーは、アングラーにとって心強い武器となります。コンバットクランク250は、そんな「いつでも、誰でも使いやすい」ことを追求した、まさにベーシックかつ実戦的なクランクベイトです。高い飛距離性能とアキュラシー、そしてナチュラルかつ強すぎないアクションで、幅広いフィールドに対応できる万能型ルアーといえるでしょう。
コンバットクランク250の特徴
コンバットクランク250は、空気抵抗を極限まで抑えたボディとリップの設計によって、驚くほどの飛距離を誇ります。タングステン重心移動システムの搭載により、キャスト時には重心が後方に移動し、逆風でも低弾道でまっすぐ飛ぶため、広い範囲をテンポよく探ることができます。また、近距離や中距離でのキャストにおいても、軽い力で狙ったポイントにピタリと投げ込める高いアキュラシー性が魅力です。
このルアーのもうひとつの特徴は、低重心固定サブウエイトによる優れた立ち上がり性能です。重心移動システム搭載のクランクにありがちな、巻き始めのタイムラグを感じさせず、リトリーブと同時にしっかりとアクションを開始。これにより、狭いプロダクティブゾーンでもチャンスを逃さず、効率的にバスへアピールできます。
また、独特のヘキサゴン断面ボディは、光の反射を多方向に分散させることでフラッシング効果を高めると同時に、色覚変化を生み出し、ナチュラルながらも強くバスに存在を知らせます。アクションはナチュラルビビッドウォブリングで、過度に強すぎず、フィールドを選ばずに使用できる仕上がりです。特にプレッシャーの高いフィールドでは、この絶妙なアクションがバスの警戒心を和らげ、しっかりと口を使わせる要因となります。
コンバットクランク250の使い方
コンバットクランク250の潜行レンジは1.5〜2.5mと、シャローからミドルレンジまでをカバーできる汎用性の高い設定です。水深のあるブレイクラインや中層に浮いたストラクチャー周り、サンドバー周辺など、幅広いシチュエーションで活躍します。障害物の少ないエリアでは一定のスピードでリトリーブし、自然なウォブリングで誘うのが基本の使い方です。
一方、岩や沈木などのハードカバー周辺を攻める際には、障害物に軽く触れさせてバランスを崩す動きを演出することで、リアクションバイトを狙うことも可能です。立ち上がりが早いため、短い距離の中でもしっかりとアクションさせることができ、限られたスペースでも効果的にアプローチできます。
使用するタックルは、ミディアムライトからミディアムクラスの6.5〜7フィートのベイトロッドに、フロロカーボン10〜16lbまたはナイロン12〜20lbのラインが推奨されています。これにより、キャスト時の安定性とファイト時のコントロール性を両立し、安心してビッグバスともやり取りが可能です。
コンバットクランク250は、飛距離・アキュラシー・アクション・アピール力すべてにおいて高いバランスを誇る、まさに万能型のクランクベイトです。どんな状況でも頼りになる、信頼の一本として、常にタックルボックスに入れておきたいルアーです。
コンバットクランク250のインプレ
エバーグリーンのコンバットクランク250のインプレを紹介します。
コンバットクランク250。
瀬の途切れ目のような感じのところでガツンと🎣 pic.twitter.com/yWzFLxWsaz
— ぱぱ (@a_tnhs) July 7, 2019
シャローフラットエリアで。
コンバットクランク250が大活躍🎣 pic.twitter.com/OPjNfzG6iX
— ぱぱ (@a_tnhs) November 3, 2019