バスフィッシングにおいてトップウォーターゲームの楽しさと興奮を追求するなら、「シャワーブローズ」は欠かせない存在です。清水盛三がプロデュースしたこのルアーは、そのネーミングの通り、水面に豪快なスプラッシュを巻き起こしながらバスを引き寄せ、確実にバイトへと導くペンシルベイトです。特に広大なフィールドや風のあるコンディションでも威力を発揮し、多くのアングラーにとって頼れる一投となっています。
シャワーブローズの特徴
全長12.5cm、重量26.0gのシャワーブローズは、大型ボディながら空気抵抗を抑えた設計により、逆風でもしっかりと飛距離を稼げる点が大きな魅力です。特に、後方に集中配置されたタングステンウエイトによって重心が安定し、鋭く一直線に飛ぶキャスタビリティは圧巻。これにより、広い水面を効率よく探ることが可能になります。
特徴的なのが、マウスビルを備えた独自のボディデザインです。ビルの内側は前方に水を押し出しながら泡をまとったスピットを発生させ、外側はドッグウォークのたびに水を横方向に叩き出します。この内外両面の水の動きが連続的な水面変化を生み出し、バスに強烈なアピールを行います。まさに、視覚・聴覚・波動の三拍子がそろったアプローチで、広範囲からバスを呼び寄せます。
さらに、ボディ内部にはタングステンとスチールのラトルボールが仕込まれ、それぞれが異なる音域でサウンドを発生。ゴトゴトという低音と高音質なクラッカー音がミックスされることで、水に突き刺さるようなラトルサウンドが広範囲に響き渡ります。この独自の音響効果がバスの警戒心を取り除き、思わず口を使わせるトリガーとなるのです。
加えて、浮き姿勢がほぼ水平に近く設定されており、ほんのわずかなロッドワークにも機敏に反応。連続するクイックターンを簡単に生み出せる操作性は、初心者から上級者まで扱いやすい設計です。さらに、トリプルフックが3つ搭載されていることで、バイト時のフッキング率が高まり、バラシを防ぎます。
シャワーブローズの使い方
使用方法の基本は、ロッドティップをリズミカルに動かしながらのドッグウォークアクションです。小さな入力でもビンビンに反応するので、アングラーの好みに合わせてアクションの強弱を調整できます。例えば、晴天無風時などタフな状況では、ソフトな入力で優しくスプラッシュを演出し、ナーバスなバスを騙すことができます。一方で、風があるタイミングやベイトフィッシュが活発な場面では、強めの入力でダイナミックな動きと泡を生み出し、バスの捕食スイッチを入れましょう。
ポーズを織り交ぜる使い方も効果的です。その間、リアに装備されたトレブルマジックフェザーが微細な水流にも反応し、ゆらゆらと自然に揺れ続けることで、ルアーをじっくり観察しているバスに対してもアピール力を維持します。この“止めている間”の余韻が、キスバイトを確実なストライクに変えるきっかけとなるのです。
シャワーブローズは、キャスタビリティ・アクションレスポンス・集魚力という3つの要素を高次元で融合させたペンシルベイトであり、さまざまな状況下で水面ゲームを展開するための心強い武器です。その性能は、広大な湖からカバー周りのピンスポットまで幅広く対応し、トップウォーターの新たな可能性を切り拓いてくれます。
シャワーブローズのインプレ
エバーグリーンのシャワーブローズのインプレを紹介します。
皆様こんばんわ(^^ゞ
8/1会社1445時に上がりハンティングへ、スクール🐟はいたが2匹釣ったら散った笑粘ってチョコチョコ釣りメイン筋へしかしダメだった…トータル撃墜🐟11匹。シャローが一瞬騒がしく、トップでガボッ♪今年初シャワーブローズで撃墜👍 pic.twitter.com/Heb8zY2T98— レイヴンJ (@superryoushi511) August 4, 2025
ワカサギ釣りはまだまだ未熟です💦
スモールはトップに反応抜群ですのでプラグで手堅く釣るならトップがおすすめですよ👍
シャワーブローズでやっちゃいましょ😆 pic.twitter.com/ssD29vxoxP
— バティ (@bati_firenze) July 3, 2025