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ヘアリースパイダークジャラのインプレと使い方

ヘアリースパイダークジャラは、まさに既存のルアー概念を覆す新感覚のエラストマーワームです。見た目は謎の生命体そのもの。しかし、その曖昧な存在感こそが、バスの警戒心を解き、反射的なバイトを誘発する最大の武器となります。ソフトエラストマー素材を使用しており、見た目のインパクトに反して極めて柔軟かつ扱いやすく、様々なリグに対応可能な高い汎用性を備えています。



ヘアリースパイダークジャラの特徴

このルアーの最大の特長は、スーパーソフトエラストマー素材の持つ「高浮力」「高耐久性」「クセの付きにくさ」です。通常のエラストマールアーは形状保持が難しく専用の保管方法が必要とされますが、クジャラは素材改良によって、タックルボックスにそのまま収納してもほとんど型崩れしません。釣り場での取り扱いが圧倒的に楽になる点は、大きなアドバンテージです。

160mmというビッグサイズでありながら、素材が非常に柔らかいためフックの貫通性も高く、オフセットフックでも問題なくセット可能です。さらに、ボディの一部を1/2カットや1/4カットすることで、フィールドやバスの状態に合わせたカスタマイズが可能。浮かせて使うも良し、沈めてボトムを攻めるも良し、中層で漂わせるも良しと、シチュエーションに応じた多彩な使い方ができます。

ルアー全体に散りばめられた繊細なパーツが常に自発的に動き続けるため、バスにとってはその正体を最後まで見切りにくく、気づけばバイトしていたというような「幻惑系ルアー」としての性能を発揮します。

ヘアリースパイダークジャラの使い方

クジャラはそのユニークな見た目と高い柔軟性から、実にさまざまなリグに対応します。実際のフィールドテストでは、ネコリグ、ネイルリグ、ホバスト、ダウンショットなど、多様なセッティングで高い釣果を記録しています。

ネイルリグでは、ボディを半分にカットした「1/2カットクジャラ」を使用することで、ナチュラルかつ絶妙なロールアクションを生み出し、タフコンディション下でもバスのバイトを引き出すことができました。実際に池原ダムでのテストでは、58cmの大型バスがヒットするという実績も持ちます。

また、独特の柔らかい素材と多毛なボディが生み出す自然な着水音は、水面直下での使用時に特に効果的。通常なら嫌われがちな「真上からのフォール」でも、自然な波動と音で逆にバスを騙し、リアクションバイトを誘います。

さらに、クジャラの最大の強みは、見た目の派手さとは裏腹に、「バスにとって実態のない存在」に見えることです。正体不明なナゾの動きと姿は、大型バスだけでなく、中型サイズのバスにも違和感なく受け入れられやすく、結果としてサイズを問わず多くの魚を引き寄せる効果があります。

ヘアリースパイダークジャラは、もはや単なるビッグワームの枠を超えた、次世代のリアル系アプローチルアーです。釣り場にひとつ忍ばせておけば、今まで攻略できなかったフィールドやバスに対して、新たな可能性を見出せるはずです。保存時はエラストマー素材の特性上、他のルアーと接触させないよう注意し、高温の場所も避けて保管することで、長期間にわたりその性能を維持できます。

ヘアリースパイダークジャラのインプレ

イマカツのヘアリースパイダークジャラのインプレを紹介します。