バスフィッシングにおいて、微細なベイトフィッシュの動きを再現するルアーは、スレきったフィールドやハイプレッシャーな状況でこそ真価を発揮します。そんな中、あらゆるライトリグで威力を発揮し、浮かせる・沈める・サスペンドさせるという3つの状態を自在に演出できる次世代フライワーム、それがフィッシュフライエラストマーです。サイズは2.0インチと2.4インチが用意され、ベイトフィッシュのサイズ感に合わせた繊細な使い分けも可能です。
フィッシュフライエラストマーの特徴
フィッシュフライエラストマーは、浮力とアクション性能を両立するために、非常に高密度な肉厚ボディと高浮力エラストマー素材を採用しています。この素材によって得られる絶妙な浮力調整が、本製品最大の魅力です。ボディ自体はあらゆるベイトフィッシュにマッチするベーシックな小魚型で、繊細なピリピリアクションを生むV字テールが弱い水流でも自発的に動き続けます。特に2.4インチと2.0インチのサイズ差は、数字以上にボリューム感に違いがあり、わずかな違いが釣果を左右するスモールマウス戦では大きなアドバンテージになります。
素材がエラストマーであるため、通常のワームと異なり、他のルアーと接触させたまま保管すると変形や溶解の恐れがありますが、それを補って余りあるほどの超高耐久性と浮力性能を備えています。
フィッシュフライエラストマーの使い方
このワームの使い方は非常に自由度が高く、状況に応じて多彩なリグに対応可能です。今江克隆プロがJBトップ50桧原湖戦で活用したのは、サスペンド〜デッドスローフローティングに調整したキャロライナリグ。フローティング〜サスペンドの間を微調整することで、水中に漂うナチュラルなベイトを演出し、スモールマウスのバイトを連発させました。
また、ダウンショットリグやスプリットショットリグ、ジグヘッドリグなどでもその真価を発揮します。ネイルシンカーによる浮力と姿勢の微調整ができるため、水中での滞空時間を最大化させつつ、ナチュラルな水平姿勢や僅かなピリピリアクションで食わせの間を与えることができます。
さらに、エラストマー素材ならではの耐久性により、連続使用でもボディの損傷が少なく、ローテーションの必要が減る点もアングラーにとって大きなメリットです。
フィッシュフライエラストマーは、単なるマイクロベイトワームではなく、浮力、耐久性、アクション、そして調整可能な操作性というすべてを兼ね備えた「食わせ」のための決定版ともいえるルアーです。クリアウォーターのサスペンドバスはもちろん、デッドスローでの攻略が求められる場面で、ぜひその力を試してみてください。
フィッシュフライエラストマーのインプレ
イマカツのフィッシュフライエラストマーのインプレを紹介します。
ボトム意識してる魚は、ハネエビで強制スイッチオン!#ハネエビ#フィッシュフライエラストマー pic.twitter.com/Nvs6cYu5hM
— しょうへい (@shohey12345) April 29, 2025
JB桧原湖第4戦イマカツCUP。
HPシャッドテールのマシンガンシューティングと、フィッシュフライエラストマーのソフトジャーキングで8本の魚をキャッチ。
あと1本、700gの魚を入れ替えられず無念の6位入賞。
今週末のマスターズ野尻湖戦では更に釣ったる‼️#早稲沢浜キャンプ場#裏磐梯#バス釣り pic.twitter.com/sXsFKbcs10
— なかやす(KOTA NAKAHARA)・バス釣りの人【桧原湖ガイド・野尻湖ガイド・高滝湖ガイド】 (@NAKAYASU10) September 29, 2024