ジャイアントドッグXは、日本が世界に誇るトップウォーターペンシルベイトの代表格です。その名は単なるサイズの大きさではなく、スレたジャイアントバスをもスイッチさせる能力に由来します。98mm、1/2ozという堂々たるサイズながら、繊細かつ鋭いアクションを繰り出し、数々のビッグゲームを生み出してきました。メガバスの先鋭的なトップウォーターテクノロジーを象徴する存在として、常に進化を続けており、現行モデルではタングステン製の慣性バランサーを採用。ドッグウォーク時にボディ内壁とウエイトがぶつかることで生まれる衝撃波が、警戒心の強い大型魚に決定的なリアクションバイトを引き出します。
ジャイアントドッグXの特徴
最大の魅力は、独自のヒラ打ちドッグウォークと鋭いクイックターンです。ハイドロギル(PAT.P)と呼ばれる側面デザインは、左右にドッグウォークする際に水面を切り裂くような動きを生み、同時にエラのレーンからバブルとスプラッシュを発生させます。これにより水面下の魚に視覚的・聴覚的な二重の刺激を与え、バイトを誘発します。また、グアニウム反射面が水中で強いフラッシングを発生させ、遠く離れたターゲットにもルアーの存在をアピール。慣性バランサーシステム(PAT.)とシーソーバランサーシステム(PAT.)が融合した設計は、キレのあるスライドアクションと安定した操作性を両立し、大型ルアーとは思えないほどの軽快なドッグウォークを実現しています。
ジャイアントドッグXの使い方
ジャイアントドッグXは、ビッグフィッシュ狙いのトップウォーターゲームにおいて真価を発揮します。ロッドティップを小刻みに操作すれば、ヒラ打ちを伴うドッグウォークが展開され、フラッシングとバブルの相乗効果で水中の魚に強烈なアピールを行います。広範囲をサーチしたい場合はテンポの速い連続アクション、食い渋った魚には間にポーズを入れて喰わせの間を与えるのが有効です。また、その重量と空力性能によりロングキャストも容易で、沖の回遊ルートや広大なフラットエリアの攻略にも向いています。大型バスはもちろん、シーバスや青物といった海水のターゲットにも対応できるため、フィールドを選ばず多様なビッグゲームを楽しむことができます。
ジャイアントドッグXのインプレ
メガバスのジャイアントドッグXのインプレを紹介します。
久々のトップにランカー登場🤤
ジャイアントドッグXのスライド幅を大きく出しながら一瞬止めてを繰り返したら、豪快に飛び出して来ました🤩
カラーはfimoオリカラ【イエローボア】🟡
壊れて修理から戻って来たTESTAMATTA88MHの復帰戦にはバッチリの魚🤗 pic.twitter.com/uhq56t9kHL
— 高塚俊彦 (@toshizou0036) July 20, 2025
2日間連日涸沼シーバス!チャッピー80、ガボッツ90、ジャイアントドッグXで水面爆発💥
この2日でイナッコの出勤音を聞きすぎて、家に帰ってもパチャパチャ音が聞こえてくる… pic.twitter.com/mCyYttPwEj— 久保田 恵輔 (@perunyo) August 10, 2023