トップウォーターゲームにおいて、視覚・聴覚・波動の三位一体でバスを誘うルアーは限られています。レイドジャパンのキラーDは、そのすべてを高次元で融合させた唯一無二の存在です。大柄なシルエットながら、水面を滑るように引くことで生まれる独自のサウンドと波紋が、モンスタークラスのバスの本能を刺激し、躊躇なく水面を割らせる力を秘めています。
キラーDの特徴
キラーDは、全長82.5mm、重量1.1/2ozという堂々たるボディに、数々の工夫を詰め込んだトップウォータープラグです。最大の特徴は、ボディ後端に設けられたカップ状のくぼみによって生まれる強烈な乱水流と、テールに装備されたブロンズ製オリジナルブレードが奏でる甲高い金属サウンドのコンビネーションです。
このカップ状のくぼみは、水流を複雑に巻き込み、KILLER-Dの後方に厚みのある波紋を形成。視覚的なアピールと水中への波動伝達を両立させ、濁った水質やローライト時でも魚にしっかりと存在を知らせてくれます。そして、その波紋の中心で奏でられるブロンズ製ブレードの音は、シンバルや鐘にも使用される素材特有の「硬くて甲高く、かつ伸びのある音質」で、広範囲の魚に届く強烈なアピール力を発揮します。
また、ジュラルミン製のメタルプレートリップを採用し、わずかにクランクさせた絶妙な角度で水面をしっかり捉える設計がなされています。このリップが生み出す軽快なアクションと前傾姿勢が、ブレードと水面との距離を最適化し、より安定した音と動きを生み出します。
さらに、前後のフックハンガーには台座を設け、ボディとの距離を調整することでフッキング性能を向上。見た目の迫力とは裏腹に、繊細なセッティングが施されたフィネス的な一面を持っているのも、キラーDの奥深い魅力のひとつです。
キラーDの使い方
キラーDの操作は非常にシンプルです。キャスト後は、ロッドポジションを高すぎず低すぎない位置に構えたうえで、一定のスピードでゆっくりとタダ巻きするだけでOKです。重要なのは、「KILLER-Dがもっとも気持ちよくアクションするスピード」をキープすること。引きすぎると本来の艶めかしい動きや心地よいサウンドが失われてしまうため、ラインテンションには注意が必要です。
音質やアクションを最大限に引き出すためには、状況に応じてリトリーブスピードやロッド角度を微調整して、ブレードと水面の関係を最適に保つことが求められます。足場の高さや風の強さ、ラインの種類なども影響するため、細やかな対応が釣果を左右します。
キラーDの持ち味は、その静かすぎず、騒がしすぎない絶妙な存在感です。朝夕のローライト時や、広範囲をサーチしたいときはもちろん、濁りや流れのある場面でもその金属サウンドと乱水流がしっかりと魚を引き寄せてくれます。アピール力とナチュラルさのバランスが非常に優れており、魚が喰い渋る状況下でも頼れる一手として活躍すること間違いありません。
見た目以上に繊細で実戦的なアプローチが可能なキラーDは、トップウォーターの楽しさと可能性を再認識させてくれる一本です。タフなコンディションでも、モンスターを水面に呼び出す力をぜひ体感してみてください。
キラーDのインプレ
レイドジャパンのキラーDのインプレを紹介します。
朝まずめ🎣
22キャッチバラシ多数😊
キラーDでも釣れたし数も釣れたし満足😊
エトナさんお疲れ様でした😊#大隅湖 #レイドジャパン #キラーD #バス釣り pic.twitter.com/6XAxdwyMNs— なおや@ランエボ乗りのバス釣り野郎🎰🎣🀄️🎪 (@naoya_t0101) August 6, 2022
レイドジャパン
キラーD 82.5mm 34g
リップ曲がりは缶バド。大きさはマグナムバドな見た目。造形はリアル彫りなのに色は若者。グレーに黒はオシャレよ。多分バドの使い辛い所を改善したらバド好きには物足りなくなっちゃったんだろうな。 pic.twitter.com/jDgkXLMDoZ— 木村和也 (@5U8YI9kcocM67wZ) November 26, 2024
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