ワンエイトMRは、約1.5mレンジを攻略するために設計されたシャロークランクです。基本的なコンセプトはSRモデルと同様でありながら、より深いミドルレンジを効率よく探ることに特化しています。無駄を削ぎ落としたラウンドボディと扇型のファンリップが融合し、安定感のあるスイム姿勢とレンジキープ力を両立。オールシーズン対応可能な万能型クランクベイトに仕上がっています。
ワンエイトMRの特徴
ワンエイトMRは、SRと同じ57mm・11gのボディスペックを持ちながら、より深いレンジを意識してボディをやや細身に設計。浮力を抑えることで、ミドルレンジでも安定したレスポンスを発揮します。さらに、フックはイチカワフィッシング製「カマキリトレブル84X #6」を搭載。SRより一番手小さいサイズを採用することで、浮力を抑えつつもアクションレスポンスを維持するバランスが実現されています。
アクションはウォブルとロールを絶妙に組み合わせたもので、低速リトリーブではナチュラルに誘い、高速リトリーブでは大型バスのスイッチを一瞬で入れることが可能です。早巻きにも対応できるヌメヌメとした動きは、ショートバイトを絡め取り、確実にフッキングへとつなげます。
リップには「ファンリップ」を採用。ラウンドリップの直進性とスクエアリップの障害物回避力を兼ね備えた中間的な形状で、中層早巻きからカバークランキングまで幅広く対応します。また、リップが削れても性能を維持するテーパードリップ構造が採用されており、長期間安定した使用感を得られます。
内部構造もこだわり抜かれており、ラウンドボディによる大きなエアルームと低重心固定ウェイトの組み合わせによって、クラス最大級の浮力とレスポンスを両立。投げやすく、泳ぎやすく、さらに根掛かりしにくい扱いやすさを実現しています。
ワンエイトMRの使い方
ワンエイトMRの基本的な使い方は、ミドルレンジを一定スピードでトレースするただ巻きです。1.5mレンジを安定してキープし、長い時間バスにアピールできるため、中層に定位する魚を狙うのに最適です。低速リトリーブでは食わせの間を作り、活性の低いバスを狙うのに有効。逆に高速リトリーブでは、警戒心の強いビッグバスに考える暇を与えず、リアクション的に口を使わせることが可能です。
また、ボトムノックにも高い適性を持ち、ストラクチャーに当てながら誘うことでリアクションバイトを狙えます。SRと使い分けることで、シャローからミドルレンジまでをシームレスにカバーでき、年間を通して強力な武器となるでしょう。
ワンエイトMRは、より深いレンジを意識しつつも、SRと同様の万能性能を持つクランクベイトです。オープンウォーターでもカバー周りでも活躍し、状況に応じてリトリーブスピードを変えることで、多様なシチュエーションに対応できる一投の価値あるルアーです。
ワンエイトMRのインプレ
ペイフォワードのワンエイトMRのインプレを紹介します。
昨日は久々の松原ダムで夏を満喫。
色々試しましたがサイズも数も1番出たのはクランキング。色々使いましたがワンエイトMRがMVPでした〜。
濁りに水位上昇という事で水没した草の周りで巻くだけで沢山釣れて癒されました😊 pic.twitter.com/NDPCf6hWa4— 西堂 洋幸 (@saidou329) August 15, 2025
JB九州第2戦in遠賀川
先週・前プラで見つけたエリアは食わせ方分からず…
パターンはバックスライドとワンエイトMRのクランキング🎣結局、クランキングでプラ好調だったエリアでフォローのラバジで1本973g、、
とりあえず1,2戦目釣ったので次は北山戦です💪‼️
皆さんお疲れ様でした😊 pic.twitter.com/os0yrWv1iw— 古賀 祐也 Yuya Koga (@kogakunbass) June 2, 2024