レッドペッパーシリーズの中でも最も小さな存在として、極限のフィネス戦略を実現する「レッドペッパーナノ」。全長わずか45mm・自重2gという超小型サイズながら、トップウォーターペンシルとしての完成度は一切妥協なし。シリーズの代名詞ともいえる「小魚逃走アクション」をしっかりと受け継ぎつつ、ライトゲームからエリアトラウト、ソルトライトゲームまで幅広く対応する万能型のマイクロルアーです。
レッドペッパーナノの特徴
レッドペッパーナノは、シリーズ最小サイズとなる45mm・2gのフローティングペンシルベイトです。その軽量・コンパクトなボディにもかかわらず、俊敏でキレのあるドッグウォークが可能で、水面で小刻みに逃げ惑うベイトフィッシュをリアルに再現します。微細なロッド操作に対しても非常に高い反応性を持ち、パニック状態の小魚のような不規則な動きを簡単に演出できます。
このサイズ感は、プレッシャーの高い状況や、ナーバスな魚が多いフィールドでこそ真価を発揮します。水面への着水音も非常に小さく、自然界で小魚が跳ねたようなナチュラルさを演出するため、喰わせ能力は非常に高く、サイトフィッシングにも適しています。
フックセッティングは、前方に#18、後方に#14のST36TNトレブルフックを採用し、極小ながらも高いフッキング性能を保持。このサイズでありがちなバラしのリスクも最小限に抑えています。バスに限らず、トラウト、メバル、メッキ、カマスなど、小型フィッシュイーター全般に対応できる点も大きな魅力です。
レッドペッパーナノの使い方
レッドペッパーナノは、極小サイズのルアーだからこそ、より繊細な操作と軽量タックルが求められます。使用タックルはウルトラライト〜ライトクラスのスピニングロッドが最適で、ラインはナイロンやフロロの2〜4ポンド、もしくはPE0.2〜0.4号をベースに組むことで、キャスト精度と操作性を両立できます。
基本アクションは短いトゥイッチによるドッグウォーク。軽くロッドティップを弾くように動かすだけで、左右に小刻みに首を振り、時折ダイブするなど、逃げ惑う小魚のようなアクションが発生します。アピール力は控えめですが、その分見切られにくく、フィネスなトップゲームで非常に効果的です。
また、連続トゥイッチによる高速ドッグウォークや、ストップ&ゴーでの見せと間の演出も有効。表層でのサーチベイトとして使うだけでなく、ピンスポットで長く見せて喰わせるというフィネスな展開にも対応可能です。
レッドペッパーナノは、「小さい=弱い」ではなく、「小さいからこそ釣れる」シチュエーションにおいて、圧倒的な強さを見せてくれるマイクロペンシルです。シリーズの完成度をそのままに、極小の世界で最高のパフォーマンスを発揮するこの一本は、ライトゲームの新たなスタンダードとして、アングラーの武器になることでしょう。
レッドペッパーナノのインプレ
ティムコのレッドペッパーナノのインプレを紹介します。
今日はレッドペッパーナノが凄かった… pic.twitter.com/dTgKezRdAy
— まっさん (@moro1129) September 3, 2023
レッドペッパーナノ♪ pic.twitter.com/8X84lb0Uq2
— ☆アッキィ☆ (@ddjpadabc) June 5, 2025