水面直下での攻防が釣果を左右するようなシビアな状況において、その存在感をしっかりとアピールできるルアーが求められます。ハイドアップから登場したパイロン84は、そうした状況で真価を発揮するハイブリッド型のペンシル&ミノーです。繊細な操作性と存在感のあるアクションを両立させ、水面からわずかに潜るレンジでバスに口を使わせる設計となっています。
パイロン84の特徴
パイロン84は全長84mm、重さ9gのフローティングタイプで、最大の特徴はそのダイブアクションと80度に設定された独自の浮き姿勢です。この設計により、水面でパニック状態にある小魚を演出しつつ、わずかに潜ることで捕食のタイミングを与えます。逃げ惑うベイトを意識したアクションは、バスの捕食本能を強く刺激し、ピンスポットでの誘いにも非常に効果的です。
ルアー内部には反射板が内蔵されているカラーも用意されており、視覚的アピール力も抜群。微弱な波や着水の波紋に反応しやすく、デッドステイでもしっかりと存在感を放ちます。注目すべきは、2つのウエイトルームに収められた「アタックボールバランサー」の存在です。前後左右にランダムに動くこのボールによって、軽いロッド操作でもしっかりとアクションが出せるほか、飛距離の向上にも寄与しています。遠投性能と操作性を兼ね備えた構造は、広範囲を効率よく探ることを可能にし、限られた時間でも最大限の釣果を狙えます。
パイロン84の使い方
使い方の基本は、ロッドの軽いトゥイッチやジャークを加えながらのダイブアクションです。テンションを抜いて浮かせるときに自然な間を作り、捕食のタイミングを演出します。特に有効なのは、風が吹いて水面がざわついている状況や、ナーバスになっているバスがいるとき。そんな時でもパイロン84は水面で微細な動きを見せ、視覚と波動の両面でしっかりとアピールしてくれます。
また、デッドステイでも効果的で、何もアクションを加えずに水面で放置するだけでもアタックボールのわずかな移動によりルアーが揺れ、魚に気づかせるきっかけを作ります。視認性の高いカラーや反射板入りのバリエーションを選べば、さらにその効果は高まります。水面から水面直下という限られたゾーンを攻略する際には、パイロン84の持つポテンシャルが大きな武器となるでしょう。
パイロン84のインプレ
ハイドアップのパイロン84のインプレを紹介します。
40日ぶりにシーバス釣った😂
カエルさん🐸とこで買ったパイロン84/FROGオリカラで水面爆発
久しぶりに報われた朝🎣 pic.twitter.com/06ENUFYcnK
— TAKA🎣 (@takahiro_1091) July 20, 2025
パイロン84でキタ~🎣トップで始めた釣れた!嬉しーバス🎣🎣🎣#海無し県シーバス #シーバス #154km #パイロン84 pic.twitter.com/BAQzA76Rnr
— うつぎ きよし (@kiyotty2004) August 17, 2025