水面直下に潜むバスへ、静かに、それでいて確実にアピールできるトップウォータールアーは、タフな状況での強力な武器となります。「スイセン(SUISEN)」は、これまでの羽根モノルアーとは一線を画すソフト素材と静寂設計により、まるで甘い囁きのようにバスを誘う、フィネストップの新たなスタンダードです。水面を滑るようにアクションし、プレッシャーのかかったフィールドでもバイトを引き出すその性能は、まさに“静寂の覇者”と呼ぶにふさわしい仕上がりです。
スイセンの特徴
スイセン最大の特長は、羽根・ボディの両方に採用されたソフト素材です。金属製では出せない柔らかな水押しと、「コトン」と響く甘いサウンドが水面に広がり、バスの警戒心を解きほぐします。リアボディには中空構造のソフトマテリアルが使用されており、着水時の音や波紋を極限までナチュラルに抑えることで、プレッシャーの高い状況でも魚に違和感を与えません。
ソフトボディの恩恵はアピール力だけでなく、フッキング性能にも大きく寄与します。バスのバイト時には抵抗なく口の中に入り込むため、通常の羽根モノにありがちなミスバイトを軽減し、キャッチ率の向上につながります。
さらに、スイセンは耐久性にも配慮されています。フロントには硬質樹脂製のヘッド、内部には貫通ワイヤー構造を採用することで、ソフト素材を使用しながらも高い強度を確保。カバー周りのタイトな攻めでも安心して使える設計です。
そのほか、フロントフックの絡み防止構造や、ボディカラーに合わせて選ばれた2種のソフトウィングなど、細部にまでこだわりが感じられます。全長43mm・5gという軽量コンパクト設計ながらも、その存在感は計り知れません。
スイセンの使い方
スイセンの基本的な使い方は、超スローリトリーブによるフィネスアプローチです。羽根を小さく揺らしながら水面を静かに進むその動きは、まるで虫や小魚が泳ぐような自然さを持ち、バスの視覚と聴覚に静かに、しかし確実に訴えかけます。静止状態でもリアボディの透け感が魚を誘い、目視でのバイトチャンスも増加します。
また、ポイント到達後にロングポーズを取ることで、水面に浮くスイセンをじっくり見せることができ、サイトフィッシングにも非常に効果的です。軽くロッドを煽って小刻みに揺らすだけで羽根がレスポンスよく反応し、生命感あふれる波紋を生み出します。
朝夕のローライトな時間帯や、カバー際、ブッシュのシェードなどでは、スイセンのナチュラルアクションとサイレント設計が抜群の効果を発揮します。特にスレた個体やビッグバスほど、この静かなアプローチに好反応を示すことが多く、見た目以上の実釣能力を持ったルアーであることを実感できるはずです。
スイセンは、単なる羽根モノではありません。ソフトとハード、ナチュラルとアピール、その絶妙なバランスを追求した結果生まれた、次世代のフィネストップウォータールアーです。魚に気付かせ、違和感を与えず、確実に食わせる。その実力をぜひ、あなたのフィールドで体感してください。
スイセンのインプレ
ジャッカルのスイセンのインプレを紹介します。
2日間トミーと柳川クリークでジャッカルの撮影でした☺️
夏ということで朝夕の涼しい時間帯をトップウォーター攻めするとスイセンが超炸裂❗️
ダブルヒットもありで水面炸裂しまくりの楽しいロケとなりました😎 pic.twitter.com/dD8MV3an9M— 加木屋 守 (マーモ) (@ma_mo_s) July 11, 2025
飛距離も十分🔥
もがくような波紋も出せる☺️#ジャッカル #スイセン #トップウォーター #トップは楽しい pic.twitter.com/Pzv8CNkOCZ— 斉 広峰 (@kouhou_chii) May 25, 2024
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