魚の本能を刺激するリアルなブルーギル型ビッグベイトとして、多くのアングラーから支持を集める「ガンタレル」。そのDNAを受け継ぎつつ、より小規模なフィールドやタフなコンディションに対応すべくリサイズされたのが、「チビタレル」です。全長130mm、43.5gのコンパクトボディは、全国各地に点在するスモールフィールドで圧倒的な存在感と実釣性能を発揮します。
チビタレルの特徴
チビタレルは「ガンタレル」の持つリアルな外観とアクションをそのままに、コンパクトなシルエットへと落とし込まれています。その絶妙な小ギルサイズは、プレッシャーの高いフィールドでも違和感なく溶け込み、まさに“マッチ・ザ・ベイト”というコンセプトを体現したルアーです。ブルーギルを主食とするバスにとって、見逃すことのできない一口サイズ。視認性も高く、チェイスからの喰わせに特化した仕様になっています。
アクションはただ巻きでのS字スラローム。水をしっかりと掴み、ゆったりと左右に揺れながら泳ぐ姿は、無防備に泳ぐブルーギルそのものです。そしてこのルアー最大の特徴は、トゥイッチ時に180度回転する「振り向きターン」。このアクションは、バスがチェイスしてきたときに急にこちらを向くことで威嚇行動を誘発し、捕食スイッチを強制的に入れる強烈なトリガーとなります。
また、サイドには両胸ビレが設けられており、これが水流を受けてナチュラルな抵抗感を生み出すとともに、アクションの安定性と存在感を強調しています。ラインアイにはベアリングスイベルを採用しており、激しいファイト時にも糸ヨレやフックアウトを抑える仕様。さらに、テール先端にはアイを搭載しており、シンカーやアシストフックの取り付けも可能。状況に応じたカスタマイズ性の高さも、チビタレルの魅力です。
チビタレルの使い方
チビタレルは、ただ巻きによるスラロームアクションが基本となります。特に野池やリザーバーなど、小規模でプレッシャーのかかったフィールドでは、そのナチュラルなアクションが絶大な効果を発揮します。ブルーギルのネストパターンが成立する春から初夏にかけては、岸際をゆっくりとトレースするだけでバスが飛び出してくるシーンも少なくありません。
また、バスがチェイスはしてくるものの、なかなかバイトに至らないときには、トゥイッチを入れて「振り向きターン」を発動。これがスイッチを入れる決定的なアクションとなり、リアクションバイトを誘います。水面直下の攻略にも向いているため、ウィードエリアやカバー周辺での操作にも強く、ピンスポットでの食わせにも対応可能です。
フックセッティングは、フロントにST46TN#2、リアにST46TN#3を搭載し、大型バスとのファイトにも安心。浮力設定はフローティングで、水面直下での見せる釣りに最適です。
チビタレルは、単なるダウンサイジングではなく、実戦で結果を出すための理論と工夫が詰め込まれたルアーです。マッチ・ザ・ベイトの威力を体感したいアングラーにとって、フィールドの切り札となること間違いなしの一尾です。
チビタレルのインプレ
ジャッカルのチビタレルのインプレを紹介します。
チビタレルで特大ロック食わして今日も我ながらやっちまったなぁと思ったら腕短すぎてバラした🥹
アトラン5GET他 pic.twitter.com/OVLwssvAWu— お師匠-ONDYFC🥚 (@turibakaz) October 20, 2024
ジャッカル
『チビタレル』 pic.twitter.com/6DSUzxErRt
— きらりあっと (@82bbyy1) November 26, 2023
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