ニードシケイダーのインプレと使い方

夏の水面を賑わすセミパターンにおいて、圧倒的な存在感と実釣力を発揮する虫系ルアー「ニードシケイダー(NEED CICADA)」。ナチュラルな羽音と動きでスレたバスに口を使わせるために開発されたこのルアーは、リアルな質感と優れた遠投性能、そして扱いやすさを兼ね備えた本格派のトップウォーターベイトです。天然素材の羽根とエラストマーボディが生み出す独自の波動は、まさに“水面に落ちた一匹のセミ”そのもの。プレッシャーの高いフィールドでも驚くほどのバイトを引き出します。

ニードシケイダーの特徴

ニードシケイダーの最大の特徴は、天然素材の羽根を採用している点にあります。自然素材ならではの柔らかな水押しと不規則な揺らめきが、人工的な羽根では出せない独特の存在感を生み出し、まるで本物のセミがもがいているかのようなアクションを実現します。この“本物感”が、見切りを防ぎ、バスの捕食スイッチを確実に入れてくれるのです。

ボディには高浮力なエラストマー素材を採用し、しっかりと水面に浮かび続ける安定性を確保。さらに、ボディ内部にはウェイト入りの成形コアを内蔵することで、虫系ルアーとは思えないほどの平均飛距離約29メートルを実現しています。これにより、岸際のオーバーハングやブッシュの奥など、警戒心の強いバスが潜むスポットへもプレッシャーをかけずにアプローチ可能です。

また、内蔵された成形コアにはフックを通すためのアイが設けられており、フルキャスト時やファイト中に万が一ボディが裂けても、ルアーのロストを防ぐ構造になっています。この工夫により、キャストやランディング時の安心感が格段に高まり、より積極的な攻めの釣りが可能となっています。

JB/NBCトーナメントにも対応するFeco認定製品という点も、競技志向のアングラーにとっては大きな魅力です。

ニードシケイダーの使い方

ニードシケイダーは、水面での浮かせ釣りをメインに活用します。基本はノーシンカーリグでのスローな誘いが効果的で、着水後にラインテンションを抜いて漂わせるだけで、天然羽根のわずかな揺れがバイトを引き出します。ロッドを小刻みに動かすことで“もがくセミ”の動きを演出したり、風に乗せてナチュラルドリフトさせることで自然の一部として見せることも可能です。

また、内部のアイにフックを通す構造のため、スキッピングでのアプローチや吊るし釣りにも対応。カバーの奥に送り込んで、ピンポイントでじっくり誘う使い方にも優れています。さらに、身切れしにくいボディ構造により、繰り返しのキャストにも耐える耐久性を確保しています。

虫パターンが効果的な真夏の朝夕はもちろん、日中のフィネスな攻略にも最適なニードシケイダー。圧倒的なリアルさと遠投性能、そして高い操作性を兼ね備えたこのルアーは、虫系トップの“最終兵器”として、多くのアングラーのタックルボックスに欠かせない存在になることでしょう。

ニードシケイダーのインプレ

ジャッカルのニードシケイダーのインプレを紹介します。

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