プロップペッパーの持つ独自の波動とクリック音、その食わせの力をそのままに、よりタイトなシチュエーション攻略のために生まれたのが「プロップペッパーJr.」です。全長86mm、14gクラスのコンパクト設計は、日々タフ化するフィールドで求められる「精密なキャスト」と「繊細なアプローチ」を実現するための進化形。ローアピールかつハイノイズという矛盾を両立させた設計で、狭いスポットからバスを引き出す力を持ったトップウォータープラグです。
プロップペッパーJr.の特徴
プロップペッパーJr.は、オリジナルモデルから一回り小さくなった86mmのコンパクトボディ。狭いストラクチャー周辺やオーバーハングの奥など、精密なキャストが要求される状況でも、投げやすく狙ったポイントをピンポイントで攻めることができます。小さくなったとはいえ、その存在感は健在。14gのウェイトによって十分な飛距離も確保されており、広いフィールドでも使いやすさは損なわれていません。
このルアー最大の特徴である「プロップサウンド」は、ステンレス製プロップの回転時に生まれる独特のクリック音と波動。前後のプロップは異なる方向に回転する仕様で、これにより不規則かつ記憶されにくいアクションを演出します。特に、プロップの穴がスクエア形状になっており、カップワッシャーとヒートンに接触することで生まれる金属音は、他のルアーにはない唯一無二のアピールを生み出します。
また、浮力をやや抑えたボディ設計により、水面に留まりやすく、吸い込みバイト時のフッキング率も向上。バスがトップを意識しているが、活性がそれほど高くないような状況でも、しっかりと口を使わせる力を持っています。まさに「ローアピール・ハイノイズ」という相反する要素を両立した構造で、タフな状況下でも高い実釣性能を発揮します。
プロップペッパーJr.の使い方
プロップペッパーJr.の基本的な使い方は、ギリギリプロップが回転するスピードでのスローリトリーブ。水面を穏やかに引き波を立てながら、クリック音と水流の変化でバスを誘います。ローアピールながらも、音による強烈なアピールがしっかりと効くため、警戒心の高い魚にも口を使わせることが可能です。
また、タフコンディションや風・雨といった悪天候下では、時折ジャークを織り交ぜたアクションも有効。瞬間的なスピード変化やイレギュラーな動きが加わることで、リアクションバイトを狙った使い方も可能です。
さらに、カバー周りやレイダウン、オーバーハングなどのピンスポット攻略では、精密なキャスティング精度を活かして、静かに着水させ、そのままスローに引いてくるのが効果的。プロップペッパーJr.はリアフックを排除しているため、トラブルも少なく、狭いポイントでも安心して攻め込めます。
プロップペッパーJr.は、ただのサイズダウンモデルではありません。タフ化する現代のフィールドに対応し、より“攻める”トップウォーターゲームを実現するための進化形ルアーです。ピンスポットで確実に口を使わせる精密さと、トップならではのバイトの興奮。どちらも求めるアングラーにとって、このルアーは武器になるはずです。
プロップペッパーjrのインプレ
ティムコのプロップペッパーjrのインプレを紹介します。
プロップペッパーJr.💓 pic.twitter.com/RmACEU3Rbn
— ティムコ バスフィッシング (@tiemco_bass) June 6, 2024
夕方の勝負…
やっちまった…完全によそ見してたw
プロップペッパーJr pic.twitter.com/cyllPEDAYs
— 神尾 佑樹 (@_bass_88) June 26, 2024