水温が下がりバスの活性が落ちた時期や、クリアな水質でアピール力が強すぎるクランクベイトでは反応を得られない状況において、真価を発揮するのがバリソンミノー・ロングビルです。繊細でありながらも確かな存在感を放つこのミノーは、ジャーキングからポンプリトリーブ、高速巻きまで、さまざまなアプローチに対応できる高性能クランキングミノーとして、年間を通じて活躍の場を広げてくれます。
バリソンミノー・ロングビルの特徴
このモデルは、130mmのスローフローティング仕様で、水深2.5〜3.0メートルをただ巻きでトレースできる基本性能に加え、ラインの比重を活かすことで3.0〜3.8メートルのディープレンジまでを狙うことができます。強すぎる波動が嫌われるタフな状況下でも、タイトなロールアクションによる自然なアピールでバスに違和感を与えず、確実にバイトへと導いてくれます。
内部にはφ6.5mmタングステン移動ウェイトを搭載しており、ボディ後端まで延ばされたウェイトルームによって、飛距離と安定した飛行姿勢の両立を実現。また、障害物に接触した際にもウェイトボールが暴れず、直進安定性を維持するレール構造が施されており、岩やテトラ帯といったハードストラクチャーをタイトにトレース可能です。
さらに、スプリングウェイトシステムによって生じるノックサウンドや、静止時に響くマイクロバイブ波動は、生命感を伴った絶妙なアピールとしてバスを誘います。
バリソンミノー・ロングビルの使い方
このルアーはさまざまなアプローチに対応しますが、特に効果的なのが早春のポンプリトリーブやスローなジャーキングです。スローフローティング特性を活かし、浮上の“間”を演出しながらターゲットレンジに長くルアーを留めることができ、低活性時のスレたバスにも口を使わせることが可能です。
また、岩やテトラにコンタクトさせるクランキングメソッドでは、ベントリップの復元力とV字型ベリーによる直進性で、ストライクゾーンから外れることなくトレースを継続。強く巻いてもバランスを崩さず、タフなシチュエーションでも信頼して使える安定性を誇ります。
バリソンミノー・ロングビルは、ショートビルジャークベイトでは届かないミドル〜ディープレンジを攻略しながらも、ナチュラルなアクションと精巧な内部構造で、厳しいコンディション下でも確かな釣果を引き出してくれる頼れる一本です。
バリソンミノーロングビルのインプレ
デプスのバリソンミノーロングビルのインプレを紹介します。
バリソンミノーロングビルで54センチきたー!+゚。*(*´∀`*)*。゚+ #balisongminnowlongbill #deps #lakebiwa #bassfishing pic.twitter.com/PPP8EIO960
— 田城 愛 (@9innings) April 25, 2016
フリルドシャッドホバストやりに北上したけど激濁りやったからバリソンミノーロングビル!!#deps#デプス#琵琶湖#バス釣り#バスフィッシング pic.twitter.com/wLXNZA4L7z
— 藤井成 (@naru_fujii_deps) May 3, 2022
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