低水温期やタフコンディションでの釣果を求めるアングラーにとって、頼れる存在となるのがバリソンミノーSPです。バスが追い切れない状況や、通常のミノーではバイトに持ち込めないタイミングでも、独自のアクションと機能でバイトチャンスを引き寄せるサスペンドモデルです。
バリソンミノーの特徴
バリソンミノーSPは、スローフローティングではなくサスペンド仕様にすることで、冷え込みや水温低下によって動きが鈍くなったバスに対して、ポーズ中でもルアーを一定のレンジにとどめることが可能です。これにより、ただ巻くだけでなくトゥイッチやジャーク、ポーズを多用するテクニカルなアプローチができ、リアクションバイトを効果的に誘発します。
そのアクションの要となるのが、バリアブルバランサーシステムです。ジャーク時にウェイトが前後に可変し、トリッキーで変則的なダートを演出。また、ウェイトが内部で動く際に生じる低音のバンピーサウンドは、ディープレンジのバスにまでアピールし、他のジャークベイトにはない強い存在感を放ちます。
130mmモデルではタングステンウェイト、100mmモデルではスチールウェイトを採用し、共通して高い飛距離と飛行安定性を実現しています。さらに、サスペンド時にはリアルな前傾姿勢で水中に留まり、まるでシャッドのように自然に漂うため、クリアウォーターやプレッシャーの高いフィールドでも違和感を与えません。
バリソンミノーの使い方
バリソンミノーSPの最大の武器は、その多彩なリトリーブスタイルへの対応力です。ステディリトリーブではタイトでハイピッチなローリングアクションを見せ、タフな状況でもしっかりとバスを引き寄せる波動を発生させます。スピーディなサーチベイトとしても優秀で、軽い引き心地ながらしっかりとアピールしてくれるため、広範囲を効率よくチェックするのにも適しています。
一方で、トゥイッチやジャークといったテクニカルな操作では、クイックなレスポンスとトリッキーなダートアクションでスローなバスを強制的に反応させるリアクションバイトを誘発します。サスペンド設定のため、ポーズを交えた誘いも得意で、低活性時にも確実にバイトへ持ち込むことができます。
バリソンミノーSPは、春先の冷え込みや晩秋の低水温といった難しい時期はもちろん、年間を通してあらゆるフィールドで活躍できる万能ジャークベイトです。特に他のルアーで反応が得られない場面では、ぜひ一度投入してみる価値のある一本です。
バリソンミノーのインプレ
デプスのバリソンミノーのインプレを紹介します。
ようやく少し暖かくなったけど、まだ氷張ってるグランドレイク。
冬のマイフェイバリット、バリソンミノー130SPでとりあえず。 pic.twitter.com/XwwPPP2Xgw— KIMKEN®(Kenta Kimura) (@kentakimura5727) February 3, 2023
足捻挫して座ったままの釣りでノーバイトのラスト20分、どうしても釣りたくてバリソンミノー130SP で!
この、雑なアクション‼︎笑
過去にも釣れない時に何度も救われている🐟✨#執念 #琵琶湖 #バス釣り #deps #バリソンミノー #ソリッドセッター #メタニウムDC7 #イナーシャ #baksynスナップ pic.twitter.com/Gdj8VcNWcz— 田城 愛 (@9innings) May 9, 2018
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