バスフィッシングにおける誘いの一手として、視覚・聴覚・水流感知の三つを活用したルアーは非常に効果的です。そんな中、フラッシングとサウンド、そして独自の水流波動を融合させたアピールでバスを呼び寄せるルアー、それがコーリングハスラーです。フィールドの状況に応じて選べるフローティングとシンキングの2タイプが用意されており、様々なシチュエーションに対応できる万能性を備えています。
コーリングハスラーの特徴
コーリングハスラーの最大の特徴は、前後に搭載された左右逆回転のボス付きダブルプロップにあります。これらのプロップは、キャスト直後の初動からスムーズに回転し、バスの捕食本能を刺激するサウンドとフラッシングを発生させます。スローなリトリーブでも確実にアクションを起こすため、ショートストロークでもしっかりとアピールできるのが魅力です。
さらに、ヘッド内部に組み込まれたスプリングウェイトによるマイクロバイブレーションが、水中で生命感のある微細な振動を発生させ、他のルアーでは出せない存在感を演出します。この機構は特にプレッシャーの高いフィールドやクリアウォーターで威力を発揮し、バスに違和感を与えることなく自然にバイトへと導いてくれます。
フック構成は3つの#5トレブルフックで構成され、ルアーの全体を覆うように配置されているため、どの方向からバイトしてきても確実にフックアップが可能です。加えて、0.8mmの太軸ワイヤーガードは、高いスナッグレス性能を誇り、立ち木やレイダウン、ボトムの障害物も恐れず攻めることができます。
コーリングハスラーの使い方
コーリングハスラーはその構造上、巻くだけで効果的にアピールすることが可能です。フローティングモデルは水面付近でのスローな引き波アクションにより、表層に浮いたバスを効率よく狙うことができます。プロップ径は約33mmと小さめに設計されており、控えめな波動がナチュラルな演出を可能にしています。特にウェイトチューンによって浮力調整を行えば、バイトレンジを微調整できるのも大きな利点です。
一方、シンキングモデルは約39mmの大径プロップを備えており、深いレンジを意識したバスへのアプローチに優れています。ボトムをトレースする際には、ワイヤーガードが根掛かりを回避しながら、ストラクチャー周辺をタイトに攻めることができます。ローライトコンディションや濁りが強い場面でも、しっかりとしたフラッシングとサウンドが視認性を高めてくれます。
また、前後のプロップやワイヤーガードはパーツとして別売りされており、カスタマイズによるチューニングも可能。ブレードを装着したり、プロップの大きさや素材を変更することで、自分だけのアクションを追求する楽しさもこのルアーの醍醐味です。
コーリングハスラーは、アピール力と操作性、そしてカスタマイズ性を高次元で融合したプロップベイトです。表層からボトムまで幅広いレンジを攻略でき、あらゆるバスの反応を引き出す頼れる存在として、フィールドで確かな結果をもたらしてくれるでしょう。
コーリングハスラーのインプレ
デプスのコーリングハスラーのインプレを紹介します。
夕まずめいい釣りできた😆#ハイパークランク#ジョイントフカベイト#コーリングハスラー pic.twitter.com/p6MYSfa4Bl
— ヒジマン (@hijimnk1031) April 26, 2025
コーリングハスラーにフローティングモデルが出ます😀
1年通してどこのフィールドいくときも必ずボックスに入ってるくらい信頼してるルアーです笑
より浅いエリアをゆっくり引けるように、お好みでチューン可能!
プロップもシンキングよりも一回り小さくなっていてレスポンス良し✌️
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#PR pic.twitter.com/cKwWrkAkPM— あ き と 〈 遠藤 晟大 〉 (@Bass_Akito) June 23, 2025
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