アヴィクロス30は、食わせ能力を極限まで高めた革新的なワームです。バスがスレ切ったタフな状況でも、確実にバイトを誘発するための多くの工夫が施されています。従来のイモ系ワームにシリコンラバーを組み合わせることで、フォール時のアピール力と安定性が格段に向上し、ただ沈めるだけで魚に口を使わせる力を持っています。
アヴィクロス30の特徴
アヴィクロス30は、フォーリングベイトで定評のあるAVIシリーズをベースに、より食わせに特化した形状へと進化を遂げたモデルです。全長30mmというコンパクトなボディに後方重心を持たせたイモ系シルエットが、自然な水平フォールを実現します。そこにクロス状に差し込まれたシリコンラバーが、微細な水流にも反応して揺れ動き、魚の視覚と側線を同時に刺激します。このラバーの動きが、魚の捕食スイッチを強烈に刺激し、見切らせないままバイトへと導いてくれます。
さらに、フォール速度にも徹底的にこだわり、魚に見切られないスピードに設計されています。加えて、ラバーの長さや刺し方も調整可能で、釣り場の状況に応じてサイドレッグのカットやラバーのトリミングといったカスタマイズができるのも大きな特徴です。つまり、ひとつのワームでさまざまなアプローチが可能になっているのです。ワームとラバー、それぞれの役割を最大限に引き出すことで、通常のワームでは反応しないような警戒心の強い魚に対しても圧倒的な効果を発揮します。
アヴィクロス30の使い方
アヴィクロス30は、マス針との相性を前提に設計されています。基本的な使い方は、ラインテンションを使った「引いて止める」あるいは「浮かせて落とす」といった非常にシンプルな操作だけで充分です。難しいアクションを加えずとも、フォール中の姿勢やラバーの揺れが自動的に魚を誘い、思わず口を使わせるのがこのワームの最大の魅力です。
使用する際は、状況に応じてラバーやサイドレッグを調整しながら、バスの反応を見ていくことが重要です。濁りがある場合にはラバーの揺れで視認性とアピールを高め、クリアな水質ではよりナチュラルな動きになるように短めにカットすると効果的です。フォールスピードを調整したい場合にも、ラバーの長さが影響してくるため、細かなチューニングが釣果を左右するポイントになります。
アヴィクロス30は、ワーム本体とシリコンラバーの融合によって、シンプルな操作でも最大限の誘引力を発揮するよう設計されています。初心者から上級者まで、さまざまなフィールドでその真価を実感できる、食わせ性能に特化した新しいスタンダードとも言える存在です。
アヴィクロス30のインプレ
レイドジャパンのアヴィクロス30のインプレを紹介します。
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