バスフィッシングにおいて、レンジ攻略と水押しの強さを両立させたルアーは貴重な存在です。レイドジャパンが送り出すジャークリッパーは、まさにその2点を高次元で融合させたパワフルなジャークベイトです。繊細なロッドワークにも鋭敏に反応し、多彩なアクションを生み出せるこのルアーは、タフな状況下でも確かな存在感を発揮し、バスをバイトへと導きます。
ジャークリッパーの特徴
ジャークリッパーは、全長122mm・5/8ozクラスのサイズに設定された、操作性とアピール力を両立したジャークベイトです。最大の魅力は、ロッドワークの入力に応じて異なるアクションを生み出すその多様性にあります。例えば、ラインスラックを軽く叩くだけでつんのめるように下方向へ水を押さえ込むアクションを見せ、ラインを短く押し込むように操作すればコンパクトな左右へのスライドダートを展開します。
中〜強めのロッドアクションに対しては、レイドジャパン独自のカウルテール構造が活き、左右への移動距離が大きいキレのあるダートアクションが発生。さらには、ラインスラックを抑えつつ強めに下方向へジャークすれば、しっかりと水をつかみ、下層にまで届く厚みのある水押し波動を放ちます。
この「水押しの強さ」がジャークリッパー最大の強みです。他のジャークベイトでは攻めきれなかった一枚下のレンジに到達できる独自設計により、ウィードエリアの中層から底層に潜む魚や、カバーの奥に定位するバスにまでしっかりアピールすることが可能です。特に厳寒期のタフな状況でも、短い移動距離でじっくり誘える上に、水押しでバスをジワジワと浮かせてバイトに持ち込める力を持っています。
また、一部のモデルにはボーン素材を採用しており、低比重による高浮力と優れたレスポンスを実現。さらに、ボーン素材特有の甲高いラトル音が強烈な集魚効果を発揮し、広範囲のバスにアピールします。
ジャークリッパーの使い方
ジャークリッパーは、使用するタックルやロッドワークによって無限のアクションバリエーションを引き出せるのが特徴です。ロッドを縦に軽くあおるだけでも反応し、水を押し下げるアクションや短めのスライドを繰り出すことができます。より強いアクションを引き出したい場合は、ロッドを横方向に強めにジャークすることで、大きなダートを生み出し、遠くのバスにもアピールできます。
また、巻きジャークでリトリーブを加えると、水をつかむような動きで、広いエリアをテンポよく探ることが可能です。ラインスラックの使い方やロッドの角度、スピードによってさまざまな動きに変化するため、その日の状況に応じて最適なアクションを自ら探し出す楽しさも魅力の一つです。
タックルセッティングによってもアクションの出方が変わるため、ロッドの硬さや長さ、ラインの太さなどを変えて自分だけの必殺セッティングを見つけることで、ジャークリッパーの持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
ジャークリッパーは、攻めのジャークベイトとして、また誘いのバリエーションを広げる万能ツールとして、現場で確かな武器になる存在です。フィールドやシーズンを問わず、常にバスの反応を引き出すための鍵となるでしょう。
ジャークリッパーのインプレ
レイドジャパンのジャークリッパーのインプレを紹介します。
今日はジャークリッパーで2本釣れた😀
護岸はバマのイメージでギラギラさせるといいよ!
動画撮るの下手すぎてスンマセン pic.twitter.com/zZkqbeDfGv— 中川裕貴 バス釣り (@nakagawahirok1) May 29, 2025
月曜日津久井湖(ハードルアーの師匠と)
ジャークベイト中心の組み立て。
時折デカダッジを投げるとデカバスが何匹もチェイス…が釣れない。
師匠が昼前後に自分が帰着1時間前にやっと神ポイントでなんとか1匹
難しい‼️#津久井湖#津久井観光#やっぱりこれだ#ジャークリッパー pic.twitter.com/mgCvQJ4JF9— もぐ (@Fx4vvA0UKq98210) May 13, 2025
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