バスフィッシングの表層攻略において、「点」と「線」の両方を高次元で両立できるルアーは非常に貴重です。レイドジャパンのスクラッチは、まさにその「点と線」を自在に切り替えることができるトップウォータープラグであり、多様なシチュエーションに対応できる柔軟さと確かなアピール力を兼ね備えたモデルです。広範囲を探るスピーディな展開から、ピンスポットでの粘りの釣りまで、スクラッチひとつで完結するポテンシャルを持っています。
スクラッチの特徴
スクラッチは、全長79.8mm、3/4ozクラスのサイズ感ながら、見た目以上に幅広いレンジにアプローチできる高性能なトップウォータープラグです。最大の特徴は、アクションの切り替えが極めてスムーズであること。リトリーブするだけで、水面に力強い波紋を描きながら魚を呼び寄せるウェイクアクションを実現。まさに「線の釣り」で広範囲を効率よくサーチできます。
一方で、ピンポイントではロッドワークによって180度以上のテーブルターンを簡単に演出可能。ボディ前方のエラ部に設けられた独自のカップ形状が、ターン時にスプラッシュやポップ音を発生させることで、リアルなベイトの動きを再現し、カバー奥に潜むモンスタークラスのバスを水面まで引き寄せます。
さらに、スクラッチのボディは従来のプラグよりも厚く設計されており、これによって内部の重心が分散され、キャスト時の安定感とソフトな着水音を両立。着水時の「ドスン」という音ではなく「トン」といったナチュラルな音が、警戒心の強いバスにも違和感を与えません。また、ウッドプラグのような水馴染みの良さと水押しの強さによって、水面下にいる魚にも確かな存在感を伝えることができます。
スクラッチの使い方
スクラッチの魅力は、その操作性の高さとアクションの幅広さにあります。まず、広いエリアをテンポよく探りたいときには、ただ巻きでウェイクベイトとして使用するのがおすすめです。水面を引くことで波紋と水押しを発生させ、離れた位置にいるバスにもしっかりとアピールできます。特に朝夕のローライト時やベイトフィッシュが浮いている場面では、スクラッチのウェイキングアクションが効果的に働きます。
ピンスポットを攻める際には、ロッドワークによるテーブルターンが活躍します。180度を超える鋭いターンでルアーの向きを変え続け、狭い範囲でネチネチとアピールすることで、プレッシャーの高いフィールドでも魚の反応を引き出すことができます。特にカバーの奥やシェードに対しては、リアフックを外したセッティングで使用すると、よりタイトに攻めることができ、根掛かりも軽減されます。
使用するラインはPEラインや太めのナイロンラインが推奨されています。浮力の高いラインを使うことで、よりナチュラルでキレのあるアクションを演出でき、スクラッチの持つ性能をフルに引き出すことができます。また、M〜MHクラスのロッドであれば、強めのジャークから繊細なトゥイッチまで幅広く対応でき、操作性の良さを実感できるでしょう。
スクラッチは、攻めのトップウォーターゲームにおいて「点」と「線」の両方を1本でこなせる、まさに万能型のルアーです。フィールドを選ばず、多様な戦略を可能にするこのプラグは、ボックスに1本は必ず入れておきたい信頼の一本です。
スクラッチのインプレ
レイドジャパンのスクラッチのインプレを紹介します。
放課後2時間ほど!
バブゥで小バスと
ラストにスクラッチで今年4本目の
ブリブリ50UP😄
最高すぎた!
スクラッチやばいねー!
これだから釣りは辞めれない!#バス釣り#レイドジャパン#スクラッチ#50UP pic.twitter.com/HJUmvLf0Kb— ゆうき (@LJTyxlsZZGFl3oT) July 11, 2019
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スクラッチでいいバイトでした👍🏻#レイドジャパン
#スクラッチ pic.twitter.com/y6TPAoTeiR— 釣り好きつばさ (@TsubasaTuri_126) April 21, 2024
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