巨大なシルエットと圧倒的な存在感で水面を揺るがすレイドジャパンのブルタンクは、その名に恥じないパワフルなトップウォータープラグです。見た目のインパクトだけではなく、細部に至るまで徹底的に作り込まれたパーツと設計により、カバーやストラクチャー奥のモンスターを強制的に引きずり出す力を持っています。タダ巻きでの簡単操作ながら、そのアクションとサウンドは非常に多層的で、幅広いシチュエーションに対応します。
ブルタンクの特徴
ブルタンクのボディ全長は103.7mm、重さは1.3/8ozクラスと、トップウォーターの中でも大型の部類に入るヘビーデューティ仕様です。最大の特長は、巨大なアルミ製メタルカップ、ブロンズ製のテールブレード、そして内部に設けられた大音響スペースにあります。これらの要素が生み出す強烈なスプラッシュ、水押し、甲高い金属音は、たとえ深いカバーの中に魚が潜んでいようとも、確実にその注意を引きつけて水面まで誘い出すほどのパワーを持っています。
メタルカップは厚みのあるアルミ製で耐久性に優れ、カバーやゴミ溜まりにもガンガン撃ち込める仕様。しっかりと水を受け、ポコポコとリズミカルなサウンドとバブルを発生させると同時に、ルアー全体を揺らすようなダイナミックなアクションを生み出します。加えて、ブロンズ製のテールブレードは、シンバルにも使用される素材ならではのクリアで甲高いサウンドを発し、ラトル音との相乗効果で魚に強烈なインパクトを与えます。
内部には、真鍮製プレートと大玉ラトルを組み合わせた独自のサウンドシステムを搭載。ラトルが縦横無尽に暴れ回る音は、ボディ後部の広い音響空間によって増幅され、広範囲に響き渡ります。この大音量が、水中の広い範囲にアピールし、濁りのある水質や低活性の状況でも、しっかりと魚にルアーの存在を知らせることが可能です。
ブルタンクの使い方
ブルタンクは、基本的にタダ巻きで十分にその性能を発揮できる設計になっています。ロッドティップを水平からやや上向きに構え、ラインが水面にたるまないよう意識しながらリトリーブすることで、カップが自動的に水を受けてアクションを開始します。腰を振るようなローリングアクションに加え、ポコポコというサウンドと飛沫、テールからの金属音が合わさることで、単純な操作でも非常に複雑なアピールが可能になります。
また、岸際のピンスポットやオーバーハング、ブッシュなどを狙う場合には、ロッドでラインスラックを弾くような操作で移動距離を抑えたターンアクションを演出するのが効果的です。ゼロ距離で魚を焦らすように誘い、時にはステイを入れて静と動にメリハリをつけることで、思わぬバイトを引き出すこともあります。
重要なのは、魚が浮いてくるまでの「間」を作ることです。水面直下やカバーの奥に潜むバスは、いきなり飛び出してくるわけではありません。強烈なサウンドと水押しに反応した魚が徐々に浮き上がってくる時間を意識し、焦らずじっくりとアプローチすることが、ブルタンクを活かす最大のコツです。
その圧倒的なインパクトと性能により、ブルタンクはトップウォーターゲームに新たな楽しさと可能性をもたらしてくれる存在です。見た目に反して極めて実戦的な性能を持つこのルアーは、モンスタークラスを本気で狙うアングラーの心強い相棒となるでしょう。
ブルタンクのインプレ
レイドジャパンのブルタンクのインプレを紹介します。
先ほど千葉の友達から
DRANCKRAZY✖︎TULALAガーゴイル63にRAID JAPANのブルタンクで50UP釣果報告が‼︎o(^-^)o
何と羨ましい釣果なのだ♬#ツララ #レイドジャパン #表層 #トップ #サイトフィッシング pic.twitter.com/9rNiATqIO1— KNK (@KNKDRANCKRAZY) June 30, 2017
今日も夕方から地元野池へ💨
ディフューザーとダッジ、ブルタンクのみの釣行🎣
今日もダッジでゲット👍
ほんとダッジは良く釣れる😆🎵
お疲れさまでした🙇#レイドジャパン#raidjapan #グラディエーターアンチ#ディフューザー#ダッジ#野池 pic.twitter.com/YCwRgWoS91— ちゃかい(酒井悠弥) (@kanamo0112) August 27, 2018
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