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スイッチベイトアンサーのインプレと使い方

バスフィッシングの奥深さは、魚のコンディションや気象状況によって劇的に変わる「喰わせ方」にあります。レイドジャパンのスイッチベイトアンサーは、そうした繊細なアプローチを必要とする場面で、その真価を発揮するトップウォータープラグです。従来のスイッチベイト・スクラッチが持つ力強さとは対照的に、アンサーはナーバスな魚をも自然にバイトへ導く、繊細さと多彩さを兼ね備えたルアーとして開発されました。



スイッチベイトアンサーの特徴

スイッチベイトアンサーは、全長107.5mm、1/2ozクラスという程よいサイズ感に、多機能なギミックを詰め込んだトップ〜サブサーフェス対応のルアーです。その最大の特徴は、タダ巻きでもロッドワークでも、非常に多彩なアクションとサウンドを発生させることができる点にあります。

スローからミディアムスピードでリトリーブすれば、水面〜水面直下を艶やかにくねらせながら泳ぎ、ボディの波紋とテールペラによるスプラッシュ、カリカリ音で魚の注意を引きます。アクションは強すぎず、ナチュラルな「線の釣り」が可能で、視認性の高い状況や警戒心の強い魚にも有効です。

また、ロッドワークに対してのレスポンスも極めて繊細で、多彩な表情を見せてくれます。やや尻下がりの浮き姿勢から、ロッドアクションにより頭を下げてダイブし、その際にテールペラが水を撹拌して甘いサウンドと飛沫を生み出します。リッピング気味にストローク幅を広げれば、水面下約50cmまで潜り、ボディが泡をまといながら実にリアルなベイトフィッシュのようにアピール。深場に定位する魚に対してもアプローチできるのが、他のトップウォータールアーとの大きな違いです。

さらに、優しいロッドワークでラインスラックを軽く弾くだけでも、お辞儀するような細かなダイブアクションが可能。長めのステイを織り交ぜることで、アフタースポーン時などのナーバスな魚にも効果的にアプローチできます。

注目すべきは、ダイブ後の「浮上時」にもテールペラがしっかりと回転するようセッティングされている点です。これにより、浮上の間にバスの捕食スイッチを入れることができ、見切られにくく、思わず口を使わせるきっかけを作り出します。

スイッチベイトアンサーの使い方

スイッチベイトアンサーは、タダ巻きでもロッドワークでも、その性能を最大限に発揮することができます。まずはナチュラルな波紋とサウンドを生み出すタダ巻きで、広範囲をテンポよく探るのが基本。風が弱い穏やかな水面や、明確なベイトの動きがある場面では特に効果的です。

ピンスポットやシェード、オーバーハングのような明確なストラクチャーを攻める際には、ロッドワークを駆使した「点の釣り」が有効です。軽いジャークで小さなスプラッシュを生み出し、時にはリッピングのように大きく動かして泡を纏わせることで、より深いレンジにアピールすることも可能です。

浮上時のペラの回転によってバイトトリガーを発生させるため、ダイブのあとはしっかりと「浮上の間」を意識して、ルアーが自然に戻る時間を取ることが釣果を伸ばすポイントになります。ステイを長く取ることで、見えバスやスローなコンディションの魚にもじっくりとアピールでき、意外性のあるバイトを誘発します。

スイッチベイトアンサーは、その繊細で緻密な設計により、これまでのトップウォータールアーでは届かなかった領域に踏み込むことができる、まさにもう一つのスイッチベイトです。状況に応じてアンサーとスクラッチを使い分けることで、攻略の幅が格段に広がり、より多くのバスに出会えるチャンスが生まれるでしょう。

スイッチベイトアンサーのインプレ

レイドジャパンのスイッチベイトアンサーのインプレを紹介します。

 

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