バスフィッシングの現場では、フィールドのプレッシャーや天候、先行者の影響など、常に不確定要素との戦いが求められます。そんな過酷な状況下でも確実にバイトへ持ち込むための切り札として、多くのアングラーから厚い信頼を得ているのが「タイニーブリッツMR」です。小型ながらも高次元でバランスされたこのルアーは、単なるスモールクランクの枠に収まらない性能を誇り、アングラーの戦略に大きな変革をもたらす存在となっています。
タイニーブリッツMRの特徴
タイニーブリッツMRは、44mmというコンパクトボディに6.3gのウェイトを搭載し、固定重心ながらも安定した飛行姿勢とロングキャスト性能を実現しています。その秘密は、O.S.P独自のハニカムスーパーHPボディ構造。ABS樹脂の限界を超えた軽量化により、今までのスモールクランクではなし得なかったアクションレスポンスを実現しています。
また、極薄ながら高剛性のHPスラッシュビルは、巻き感と感度に優れ、底質やストラクチャーへの接触を明確に伝えてくれます。このビルが生み出すナチュラルなウォブル&ロールアクションは、シャッドのようなタイトな動きでありながら、クランク特有のアピール力もしっかり確保。スローリトリーブから早巻きまでブレることなく安定した泳ぎを披露します。
ノンラトル設計のため、プレッシャーの高いフィールドでも警戒心を与えにくく、特にクリアウォーターではその威力を存分に発揮。セミフラットボディは、ラウンドボディとフラットサイドの両方の利点を併せ持ち、適度なフラッシングで視覚的にもバスを誘う効果があります。
タイニーブリッツMRの使い方
タイニーブリッツMRは、タックルを選ばずスピニングでもベイトでも使用可能。スピニングでは軽量ながらもしっかりとしたキャスタビリティを持ち、ベイトでは十分な飛距離とリトリーブ感度が得られます。低水温期などバスの活性が低い時期には、スローフローティング設計が効き、しっかりとルアーを見せる間を作って喰わせることができます。
使い方としては、ミドルレンジを意識したタダ巻きが基本。障害物やボトムに接触した際は、ビルの感度の高さを活かして素早く状況を把握し、リトリーブを止めるなどのテクニックでスタック回避も可能です。また、クリアウォーターではそのナチュラルなアクションを活かし、スレたバスにも口を使わせることができます。
小型ボディに秘められた多機能性、圧倒的な完成度と喰わせ力を誇るタイニーブリッツMRは、単なる小型クランクではありません。フィールド、タックル、状況に縛られることなく、アングラーの意思をそのままバスに届けることができる、真のユーティリティクランクです。スモールクランクの概念を覆すこの一本で、これまでにない一尾との出会いをぜひ体感してみてください。
タイニーブリッツMRのインプレ
OSPのタイニーブリッツMRのインプレを紹介します。
タイニーブリッツMRでモンスター👾🔥#OSP #タイニーブリッツMR pic.twitter.com/l52cMenz4h
— まさみつ (@fishing0812) October 1, 2024
夕方のタイニーブリッツMR(マットチャートブルーバック) pic.twitter.com/7Uc8S1DsA2
— 岡田翔生 (@Okada_osp) April 15, 2023