さまざまなフィールドやシチュエーションで真価を発揮するブリッツMRは、ミドルレンジ攻略における“最後の切り札”とも言える存在です。単なる平均的性能ではなく、キャスト性能・アクションレスポンス・スナッグレス性・フラッシング効果といったすべての要素を高次元で融合し、まさにトータルパフォーマンスの頂点を極めたクランクベイトに仕上がっています。
ブリッツMRの特徴
ブリッツMRは、全長51.5mm、自重9.5gというサイズ感で、最大水深2メートル前後のミドルレンジを攻略するために開発されたハイフロートタイプのクランクベイトです。最大の特徴は、O.S.P独自のハニカムスーパーHPボディとHPスラッシュビルの組み合わせ。これによって、驚異的な軽量化と高浮力、そしてアクションレスポンスの向上を実現しています。
従来のクランクベイトでは両立が難しかった飛距離と浮力ですが、ブリッツMRはノンラトルでありながら重心固定ウエイトの最適配置により、クラス最高レベルの飛距離を確保。そのうえで、軽量ボディならではのキレのあるアクションと感度の高さを兼ね備えています。
また、採用されているHPスラッシュビルは、軽量かつ極薄でありながら高い耐久性を持ち、ボトムへのタッチ感やストラクチャーへの接触時のレスポンスが抜群。ストラクチャーに当たっても横倒れしにくく、回避能力も高いため、よりタイトなカバー攻めを可能にしています。
ボディデザインにも工夫が施されており、ラウンドボディのスナッグレス性能を保ちつつ、側面をセミフラットに設計。これにより、フラッシング効果がアップし、波動と視覚アピールの両面からバスに強く訴えかける構造になっています。
ブリッツMRの使い方
ブリッツMRの基本的な使い方は、ただ巻きによるストレートリトリーブです。ミドルレンジをキープしながら、キレのあるウォブル&ロールアクションでバスの興味を引き、スレた個体にも違和感なくアピールします。タフコンディション時に有効なノンラトル仕様であるため、音に敏感なバスに対しても効果的です。
ストラクチャーへのタッチアプローチもブリッツMRの得意分野です。ボトムやカバーに軽く接触させながら巻くことで、ルアーの姿勢を崩さずにバスを誘い続けることができます。HPスラッシュビルによる感度の高さは、底質や障害物の情報を明確に伝えてくれるため、アングラーの操作感も向上。必要に応じてストップ&ゴーやトゥイッチを加えることで、さらに多彩なアクション演出も可能です。
推奨タックルは、Mクラス前後のベイトロッドに、ナイロンまたはフロロラインの10~14lb前後が適しています。巻きの釣りを主体にする場合は、リールギア比をロー~ノーマルに設定するとより安定したレンジキープが可能になります。
ブリッツMRは、ミドルレンジを的確に攻略し、あらゆる条件下で最大限の結果を引き出すための、まさに総合力に優れたクランクベイトです。その完成度の高さは、経験者だけでなくビギナーにも安心して使ってもらえる“信頼の一本”です。
ブリッツMRのインプレ
OSPのブリッツMRのインプレを紹介します。
城沼年券を購入!そしてブリッツMR!
つつじが岡公園の有料区間もできまして、上流には鯉のぼりもあります。
一般の方との距離感を十分に保ちながら、元気に挨拶して釣りしましょう。
そして、遊魚券の購入はマストです! pic.twitter.com/fAmwUAYpeq— 岡田翔生 (@Okada_osp) April 11, 2023
夕まずめのブリッツMRフィシュ❗️
ハードボトムのフラットなエリアを高さのあるモノにたまに当たるぐらいで巻いてたら釣れた👌
巻いて釣れる楽しい時期になってきた😄#遠賀川 #OSP pic.twitter.com/pO8hCDZO8Y
— 高柳 岬 (@TMBass2) April 20, 2022